2009年5月29日金曜日

デビュー

えー、友人知人には報告メールを送っておりましたが、
ワタクシ、さわの。
この度、ケッコン・・・なんていうことはまるでなく、
何をここで報告いたしたいかと申しますと、


さわの、「てくり」デビューをしております。

グラビアデビューです。(ウソです)


そう、ここのブログにもよくスタッフさんのお名前が
出てきております、盛岡のミニコミ誌としてだけではなく、
最近は、読者が全国展開までしている、
ファンのとっても多いあの、ミニコミ誌、てくりです。


あぁ・・・なんで顔出しオッケーにしちゃったんだ、私・・・。


今までどんな新聞やテレビでの取材も、
その公演の演出や出演者に対応を丸投げし、
プロデューサーからのコメントとかが欲しい
と言われても頑なに拒否してきたのに!
なぜ、てくりの依頼は断れないのか!
一体、てくりにどんな弱味を握られてるのか、私は!

そして、てくりの木村さんは、
「だいじょーぶ、だいじょーぶ、誰も読んでないからぁ」
と、


ありえないウソをつきます。


そんなありえないウソに何故、騙されるのか。
いや、騙されてることはわかってるんだけど、
何故、了承してしまうのか。
キャッチセールスに騙される心理とはこういう感じか。


恐るべし、木村マジック。


そんなわけで最新号のてくりで、ワタクシさわのは、
岩手県芸術文化協会会長の松本源蔵さんに、
盛岡ことばを教わるという企画で、
「赤いスイートピー」の
盛岡ことばへの翻訳をご指導いただき、
御歳82歳の松本源蔵さんと、


「恋バナ」


をしております。5ページモノです。
たぶんもう、二度とそんな事はないと思われます。
(だって二人とも「おしょしぃがり(恥ずかしがり)」な
生粋の盛岡人なんだもの)
貴重な記事ですので、良かったらお読みください。

他には、うこぎのほろほろの作り方が載っていたり、
劇団コトナコナタ代表のいなべ君が
「あみぐるみ作家」として、和服を着て、
中津川河畔で編みぐるみを作っていたり、
裏表紙には、絶賛系のDMを昔作ってもらってた
ナルキ君がエッセイを書いていたり、
「なんぶくん」を制作した、
桜山神社の権禰宜さんが登場してたりするので、


「木村さんのシュミ炸裂号(←さわの心の命名)」


と、個人的には呼ばせていただいております。
ちなみに、うちのブログでの出演(←勝手に)回数の多い、
スタッフ・高橋さんが執筆デビューをしております。

そんなこんなで、何気に
てくり×盛岡絶賛系コラボな号
(↑ うちの一方的な片思い)
になってますので、どうぞよろしくお願いいたします。

あぁ・・・どんどん「世を忍ぶ仮の姿」でなくなっていく・・・。

ちなみに、以前私が制作した時の、
「赤いスイートピー」盛岡弁翻訳バージョンはこちら ↓
松本源蔵さんバージョンとの
盛岡弁の年季の違いをどうぞお楽しみください。
(まだまだ私もヒヨッコね)
http://morioka-zsk.blogspot.com/2008_11_01_archive.html#1978711529568479221


※てくりさんのサイトに、販売店情報が載ってます。
 (なんと青山ブックセンターにも!)
 あと、ネットで注文もできるみたいです。
http://www.tekuri.net/

2009年5月24日日曜日

スギナを喰らふ

さんざん私が雑草・・・いや「摘み草料理」に
興味を示していたら、
母が、家庭菜園ではびこっている
スギナの若いところを採ってきた。

ちょうど、数日前に岩手日報の家庭欄で、
スギナ料理の記事が載ったばかりでもあった。
天ぷらがいいか、ご飯に混ぜるかと悩む私に母は、
自分は、絶対食べないの一点張り。

「戦時中ですら食わなかった」

と、さんざんな嫌いようである。
だったら何故採ってくるのか。
娘にツンデレ、シャイなさわの母・やはり貴方も盛岡人。


と、いうことで、レッツ・クッキング!


炊いたご飯にスギナを混ぜることにしてみる。
まずはスギナの茎の硬い部分を取って、
きれいに洗ってから、茹でる。

普通の青菜より、かなり湯掻く時間は長めに。
そして、水にさらす。
見た目はおかひじき(って知ってますか?)と変わりない。
このまますりおろしショウガと醤油か
マヨネーズと醤油で和えたら美味いんじゃ・・・?
と、ちょっと齧ってみたら、


硬くて味がない。


想像以上の挫折感の片鱗をここで感じ、
味に色々な保険をかけることを決定。

とにかく、ひたすら細かく刻む。とにかく刻む。
刻んでも切れないような硬い部分が残ったら、
容赦なくその部分は、捨てる。

そして、塩を揉みこんで全体を絞って水出しし、
とにかく塩味をなじませる。

「うこぎのほろほろ方式」と命名し、
山ぐるみをひたすら細かく刻み、
刻んだスギナと山ぐるみを、ご飯に混ぜる。

混ぜたご飯を、塩むすびにし、
海苔でまく。

塩と、山ぐるみと、海苔。
この三大保険をかけて、いざ実食。

美味いとか、不味いとか、苦いとか、
クセがあるとか、アクが強いとか、
そういう問題ではありませんでした。


スギナ、まったく風味がございません!


まあ、なんですか、「スギナ食ってみた」
というネタとしては面白いですが、
「美味しいよ! チャレンジしてみて!!」
と断言するには、


・・・うーん・・・まあ、不味いわけではないけどね。


という感じですかね。
身もだえするような不味さだったら、
ネタとしても面白かったんですが、
食えないことも、ない。
という、微妙な結果が片腹痛し。

もっと美味しい料理ができた方、ご一報ください。
ていうか、スギナ自体には何の味も無いわけですが。

2009年5月15日金曜日

会話だけ聞けば健康的な食生活

今月も、医大循環器科外来。
おなじみ、主治医は、

「今、盛岡のヒトヅマが
手料理を食べさせてあげたいドクター 第1位」
(ただし、うこぎのほろほろ限定)

のA孫子先生である。
(先月の私のブログを読んで、
どれだけの数の盛岡人が先生に
「うこぎのほろほろ」を食べさせたいと
身悶えしたことだろうか)。

A孫子  「変わりはありませんか?」
さわの  「(血液検査結果の)数値、下がってませんか?」
A孫子  「? いや、そうでもないけど」
さわの  「いやー、昨日の夜、茹でたブロッコリー
       一人でひと房全部、食べちゃったんですよねぇ。
      (ブロッコリーは私の服用している薬の
       拮抗成分であるビタミンKが多少多い)
A孫子  「・・・・・・・・・・」
さわの  「それに今月は、山菜たくさん食べてるし
      (そして山菜は、とってもビタミンKが多い)」

A孫子  「・・・山菜がビタミンKが多いって、知ってた・・・よね?」
さわの  「はい」


先生、それは素朴な疑問ですか?

それとも、せいいっぱいのイヤミだったのですか?


さわの  「まあ、ほら、こういうのは季節モノだから、
      年中食べるもんでもないしぃ。この時期だけだしぃ」
A孫子  「・・・まぁ、そうだけど・・・」

こんなモンスター患者理論に負けるんじゃない、先生!

立ち向かうんだ、先生!

でも食うよ、山菜!
そして雑草も!!
たとえ立ち向かわれても、そこは譲れない。
(さわのさん、あなたはどこへ進むつもりですか)

話題の元ネタはこちら ↓
http://morioka-zsk.blogspot.com/2009_04_01_archive.html#275640424976949639

2009年5月12日火曜日

雑草を食べて、雑草のように生きられるか

さて、先日の高橋さんとの
女二人花見デートの時のことだが、
高橋さんの車に乗り込むと、
高橋さんが、すかさず私にこう言った。

高橋  「さわのさん! 今日はさわのさんに
     是非食べて欲しいものを持ってきたんですよ!」
さわの 「えー、また、変なものなんじゃないですかぁ?」
高橋  「ひどぉぉぉい!!」

なぜそんなひどい発言をしたかというと、
高橋さんは以前、産直だか
県産品のお店だかで見つけたという、

「トコロイモ味の南部せんべい」(“苦いです”と袋に明記)

を、喜んで私にプレゼントしてくれる人だからである。
(トコロイモが何であるかは、「とりぱん」を読んでみてね♪)
まったくもって、興味の方向性が私とそっくりだ。

そんな高橋さんがプレゼントしてくれたのは、
手作りの「ツツジのゼリー」であった。

これは、以前に高橋さんに貸した摘み草料理の本に、
ツツジの花を大量に摘んで、
水と砂糖で煮出して作るエキスを使って、
ゼリーを作るというレシピが掲載されていて、

「こんな大量のツツジを、満開の時期に
摘ませてくれるような家なんて無いですよねー」

と話していた「夢のレシピ」なのだが、
実家に咲いていたツツジを摘んで、
高橋さんがチャレンジしたのだという。

たった4カップしかできなかったという貴重なゼリーを、
半分の2カップもプレゼントしてくれた高橋さん。

「変なもの」なんて言ってごめんなさい。
ココロが濁ってしまったワタクシを叱って。

そんなわけで、この本のせいで私は、
歩く先々で雑草や花を見ては、
「・・・この草(花)は確か食えたはず」
「あー、この若くて柔らかいところ美味しそう」
ばかり言ってて高橋さんに呆れられていた。

なにげに私の周囲ではこの「摘み草料理」は
地味に話題になっているのだが、
私と高橋さんと木村さんで話し合った結果、


(1)とりあえず、トリカブトとスイセンとスズラン以外は食える。

(2)茹でてダメだったら、とりあえず天ぷらにすれば、食える。

(3)天ぷらでダメだったら、とりあえず酒に漬ける。

(4)それでもダメだったら、とりあえず乾燥させてお茶にする。

(5)フキノトウもヨモギも春菊もセロリも旨いと食っておいて、
  何を今さら苦いだのクセがあるだのと。   


という結論に達した。

こないだ果実酒の本を立ち読みしていたら、
あの街路樹のナナカマドの実(すっげー苦い)すらも、
果実酒にしていたし、
クマザサの芽すら生食している本があった。


あとは、「どこまでを許容範囲とするか」の戦い。


かも。


私のこの「摘み草料理」の本を眺めていた母が、
今日、家庭菜園に一本「アカザ」が生えてると教えてくれた。

「わざわざ食いたいもんでもないけど」

との一言を添えて。
戦時中経験者にとっては、
雑草まで食べて暮らしたくはないと。

まあ、こういうのも、ある種の
キモチのゆとりがあるから
遊びとして面白いんだろうなぁ。

2009年5月9日土曜日

ヒトヅマの誘惑

先日ブログで「私を誘って」と募集をかけたら、
てくりの高橋さんから
「東北農研の菜の花畑に一緒に行きませんか?」
というメールが届いた。

先月は、同じくてくりの木村さんにミスドに誘われ、
「動物のお医者さん」全12巻を
貸してもらったばかりである。


こんにちは。
ヒトヅマに大人気のさわのです。
ライバルは弘道おにいさんです。

昨日は、感劇地図の会議で、
男性陣から、溜めてる仕事で非難轟々でした。
男性には人気のないさわのです。


と、いうことで、午前中に高橋さんの車で東北農研へ。
今年も「いちめんのなのはな」を堪能いたしました。
でもって今年は、一緒になって

「あ! ヒツジだ! ヒツジだ!!」

と、感動してくれる仲間がいて
「ひっとりじゃないってぇ~ すってきなこっとっねぇ~♪」
としみじみ思う。
(だからさ、みんな、菜の花ばっかじゃなく、
あの牛とかヒツジとか、もうちょっと騒ごうよ。
なんでみんな無視して菜の花畑ばっか見てんの?)

さて、ひとしきり菜の花畑を満喫し、
車に戻ると高橋さんが私にこう言った。

高橋  「さわのさん、このあと時間ありますか?」
さわの 「え。私はいくらでも。むしろ高橋さんこそ、
     今日は昼には帰らないとダメなんじゃ・・・?」
高橋  「私は、13:30までに戻れば大丈夫です。
     これから、mi cafeに行きませんか?」
さわの 「え?! だって、全く逆方向じゃないですか!
     (ここは厨川。mi cafeは都南黒川。盛岡の北と南)」

高橋  「今、絶対、りんごの花が満開だと思うんですよ!」

あぁ、なんてステキっぽいデートコースなんだ。
パーフェクトじゃないか。

そして、あぁ高橋さん。

私が仕事で疲れてるところに、
さりげなく菜の花畑に誘い、
共に菜の花と牛とヒツジに出会った感動を共有し、
短い時間で、さまざまな状況を判断し、
(今はりんごの花が満開なはずとか、スケジュールとか)
自分の限られた時間内を最大限使い、
嫌味のないさりげない強引さで、
カフェに誘う。


ホレてまうやろーーー!!!
そんなんされたら、ホレてまうやろーーー!!!
(↑ Wエンジン風に叫んでください)


つくづくカッコいい。
なんて粋なデートの誘い方だ。
私の今年のデート運は今日で使い果たされた。
もう私は高橋さんの魅力にメロメロである。


だけど、あなたは年下のヒトヅマ。


そんなわけで、
「桜の花はもてはやされ過ぎている」
「菜の花やりんごの花の花見も、
もうちょっと日本人は楽しむべきである」
「白い芝桜は綺麗である」
「ナナカマドの花が白いことに、最近気づいたのである」
などの見解を出しつつ進む車は、
都南に入った頃から、りんご畑が目の前に広がる。

高橋さんの予想、どんぴしゃ。

しかも、到着した、りんご畑の中にあるmi cafeは、
通常は第二土日は定休らしいのだが、
りんごの花が満開なので、臨時オープンしてたのだとか。

今日の高橋さんは、神がかっている。

そして、想定外で四葉のクローバーまで見つけてしまった!

残念ながらランチはお休みだったが、
高橋さんオススメのアップルパイと、
3種飲み比べできるりんごジュースセットがまた美味い!

アップルパイは、トロイカ(北上市)のチーズケーキを
初めて食べたときの「これは、チーズだ!」という衝撃を
思い起こさせるような、

「これは、りんごだ!」

という衝撃をおぼえる、
さわの的 キング・オブ・アップルパイだった。
あぁ、また食べたい。

しかしほんとになんてステキすぎる週末なんだ。
差し引きして今月はあとはもう、
ロクなことがないんじゃないかというくらい、
楽しい一日だった。

あまりにデートコース(草食系男子風味)なので、
「んなこといって、高橋さんの名前は借りただけで、
ほんとはカレシとデートなんじゃないの?」
という疑惑も浮上しかねず、
それはそれで、こちらとしては
良しとしたいのだが(←いじましい)、

残念なことに、高橋さんが、
てくりさんのサイトのスタッフ日記(5月9日)で、
写真つきでcafeの様子をアップしているので、
全くの女二人の花見であったことが、
これでしっかりバレてしまった。


↓ こちらが、ミニコミ誌てくりさんのサイトです。
  (「スタッフ日記」の5月9日をご覧ください)

http://www.tekuri.net/

↓ そしてこちらが、今年の東北農研の菜の花畑の様子です。

http://ss.tnaes.affrc.go.jp/event/nanohana/2009/rape.html

2009年5月6日水曜日

ある意味、究極の選択

よく眺めている週の占いによると、
ここ1ヶ月ほどの私の運勢は、


突然の別れの暗示があり、

と思ったら電撃的な出会いに恵まれ、

でも次の週には相手の存在が重荷になり、

というはずなのに、新築と出産に縁があったらしい。


そんな、(占い上では)めまぐるしくも恋多き
ドラマチックなひと月を送るはずだった私の毎日は、


バイト先で、(比喩とは思えないほどの)書類の山に埋もれ、

バイトが終わると毎日本屋とスーパーに寄り、

自宅で、新聞か本かマンガを読みながら
酒を飲んで泥酔し、

休日には、
(大量の)マンガの貸し借りをしあう仲の、
てくりの木村さんから借りた12冊の
「動物のお医者さん」を
二日酔いの残るアタマでコタツで読み、

日が暮れる。


という毎日であった。

どっちの生活が羨ましいかは悩むところである。

2009年5月3日日曜日

アート&クラフトのフリーマーケットに行って、米と味噌を買って帰る。

各方面に不義理をしつつ、仕事も溜めつつ、
そんなところにこんなことを書くのは
ものすごく気がひけるのだが、

(旧)東和町土沢で行われた、
「街かど美術館 アート@つちざわ<土沢>
アート&クラフト フリーマーケット」に行ってきた。

言うまでもないが、独りで、鉄子の旅(by釜石線)である。

ここ最近だともう、仕事が休みでも、
疲れて自宅でグダグダしているうちに
貴重な休日が終わってしまうので、
「あー・・・明日、つちざわのイベントかぁ・・・どーしよっかなぁ・・・」
なんてなことを考えて日が暮れちゃったりする生活なので、
んもう、久しぶりの遠出(というような距離でもないが)である。

何故、出かけていったかというと、
バイト先のスタッフのHさんが、
アートキャンドルを作って出店していたからだ。

もし、知り合いが一人も出てなかったら、
「面白そうだなー」と思いつつ、
ふと気づくと、家のコタツの中で
最終日の夕方を迎えていたに違いない。

強制的に行かねばならない状況を作り出す
というのはとても大事だ。

なので皆さん、私を強制的に誘って!
これからの季節はぁ、
東北農研や煙山ダム近くの菜の花畑とかぁ。
海もいいなぁ~。もちろん、山田線で。
ていうか、このままだと
県美の蜷川美花展がうっかり終わってしまう!


もうほんとね、昨年とのこの違いは何!?


遊びたい! 遊びたいの、私!
凍え死んでもいいからキリギリスになりたいの!


というわけで(?)、土沢である。


例年のつちざわ@アートのイベントだと、
1ヶ月か2ヶ月間位イベントが行われていて、
しかも、商店街を中心に
展示会場が広範囲にわたっているので、
もちろん、土日は人が多いものの、
商店街の人出もある程度分散するのだが、

今回は、GW中の天気のよい日、2日間のみの開催。
ふと、冷静に商店街を眺めてみたら、
よもやここが、高齢化が進む一方の
過疎地の細い一本道の商店街
とは思われないようなごった返し方をしている。

通りすがりのボランティアスタッフのおじさんたちが、
「今日は、町の平均年齢が
30歳くらい下がってんじゃないか~?」
と、嬉しそうに話し、

昼の喧騒が過ぎ去った後(14時半くらい)に
立ち寄ったお店では、
お店の人がぐったりとして、
今にも救急車で運んであげたいほどに
憔悴しながら昼ご飯を食べていた。

私も歩く先々で知り合いやら、
一方的に知ってる盛岡の美術関係の人とかに遭遇し、
(「仕事? それともプライベートで?」と訊かれた。
どんな仕事してるイメージなんだ、私)
まったくもって油断ならないイベントであった。

なので、一通りフリーマーケットを楽しんでからは、
(でも途中でつい、山菜(コシアブラ)を買ってしまった・・・)
中心部を避けながら、

昼ご飯を小桜家で親子丼を食べ、
八丁土蔵でコーヒーを飲み、
産直あおぞらで、タラボと、今日精米したばかりの、
ナントカさんの作ったもち米(1.5キロ)を買い、
佐々長味噌で、2種類の味噌を買い、
駅裏のAコープで、規格外で市場に出ないけど、
めちゃめちゃ美味そうなアスパラガスを買って来た。


「・・・フリーマーケットに行ったんですよね?」


というご批判は甘んじて受ける所存であるが、
(フリーマーケットで買ったのは、Hさんのキャンドル1コだけ)
その土地に住む人たちに
お金を投入してきたという点においては、
間違ってないんじゃないかという気もしないでもない。

あまりにも土地に馴染みすぎていたせいか、
Aコープを出たところで人に道を尋ねられた。
(↑ しかもちゃんと答えられる私)

ま、そりゃねぇ。
山菜やアスパラ入れた袋下げて
商店街とまったく関係ない場所を歩いてる人が、
よもや、盛岡の人とは夢にも思わないであろう。

ちょっと、勝った気がした(←何にだ)。