2011年3月28日月曜日

世界はそれを愛と呼ぶ・・・いや、違うな。

ユーチューブでさっきから、サンボマスターの
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」
を、繰り返し聴いているのだが、
山口隆がどうしてもマーブル局のごう君
(「都市生活カタログ」で「ヘイ、タクシー」に出演)
に見えて仕方がないのは、一体どうすればいいのだろう。

ごう君には是非ともメガネをかけて、
この曲のエアボーカルをして欲しい。

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

これも盛岡弁研究所の研究材料にしたかったのですが、
ちょっと長くて、まだ今の私の力では手におえませんでした。
でも、今の私の気持ちに一番近い歌かと思い、
オリジナルのまま載せておきます。

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「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」 

作詞・作曲:山口隆、歌:サンボマスター 

涙の中にかすかな灯りがともったら 
君の目の前で あたためてた事 話すのさ 
それでも僕等の声が乾いてゆくだけなら 
朝が来るまで せめて 誰かと歌いたいんだ 

昨日のあなたが偽だというなら 
昨日の景色を 捨てちまうだけだ 

新しい日々をつなぐのは 新しい君と僕なのさ 
僕等なぜか確かめ合う 
世界じゃそれを 愛と呼ぶんだぜ 

心の声をつなぐのが これ程怖いモノだとは 
君と僕が声を合わす 
今までの過去なんて なかったかのように歌いだすんだ 

僕等はいずれ誰かを疑っちまうから 
せめて今だけ 美しい歌を歌うのさ 
悲しい言葉では オーイェ 
何も変わらないんだぜ
奴らが何をしたっていうんだ 

昨日のアナタが裏切りの人なら
昨日の景色を忘れちまうだけだ 

新しい日々を変えるのは いじらしい程の愛なのさ 
僕等それを確かめ合う 
世界じゃそれも愛と呼ぶんだぜ 

心の声をつなぐのが これ程怖いモノだとは 
僕等なぜか声を合わす 
今までの過去なんて なかったかのように 歌いだすんだぜ 

愛と平和! 
悲しみで花が咲くものか! 

新しい日々の僕達は 高鳴る予感がしてるのさ 
君と僕が夢を叫ぶ 
世界はそれを待ってるんだぜ 

あなたのために歌うのが これ程怖いモノだとは 
だけど僕等 確かめ合う 
今までの過去なんてなかったかのように
悲しみの夜なんて なかったかのように歌い出すんだぜ 

世界じゃそれを 愛と呼ぶんだぜ

LOVE and PEACE! 

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ひょっこりひょうたん島

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「ひょっこりひょうたん島」

作詞:井上ひさし/山元譲久、作曲:宇野誠一郎

【原詞】 

苦しいことも あるだろさ 
悲しいことも あるだろさ 
だけど ぼくらは くじけない 
泣くのはいやだ 笑っちゃおう 進め
 
ひょっこりひょうたん島 
ひょっこりひょうたん島 

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【盛岡弁訳】 

切(せづ)ね 事(こど)も あるこった 
無情(むじぇ)っこな 事(こど)も あるこった 
んだども 俺(おら)だ ハァ くじけねぇ 
泣ぐの ハァ やんた 笑うんちぇ 行(あ)べ 

三陸 蓬莱島 
三陸 蓬莱島 

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※岩手県大槌町の蓬莱島は、
「ひょっこりひょうたん島」のモデルの島
ではないかと言われている島のうちの一つです。
「ひょうたん島」の部分は、
どうぞ皆さんの好きな土地をお入れください。

お詫び

わー、なんか今日アップする分のブログ表示、変。
次に直せる時までちょっとこれでお許しください。
なんか、勝手にブログ内容の単語に、
動画検索機能が付いてるっぽい。
これでおかしくなっちゃってるのかな。

(あ! 直せるっぽい。今からちょっと直してみます!
(4月6日 沢野記))

研究所復旧及び協会設立

こんにちは。 カラ元気協会会長兼広報担当の沢野です。

特に積極的な会員募集は行っておりませんが、
「入れて」って言われたら「いいよ」って言う。
こだまでしょうか。いいえ、誰でも。AC~♪
あ。こだまになってないや。

そんなわけで、このご時勢に不謹慎にも 
盛岡弁研究所の新ネタを考えておりました。
どうぞ、ワタクシのことを指をさして 
「不謹慎な人」と呼んでください。
でも、あまりにもみんなから不謹慎、不謹慎言われると、
ちょっぴり心が傷つくので、


 「謹慎行為を伴うことが著しく困難な状態にある人」


と言い換えをして、私の心に寄り添っていただければ、
皆さんの優しさに涙ぐむと思います。
そしてこの歌は、福島県南相馬市の、
ブログ「相馬弁研究所」を書いている 
私の方言翻訳ネタのきっかけを作ってくださった 
師匠・影武者所長に捧げさせていただきます。
って書くとなんか所長死んだみたいですけど、


大丈夫。ピンピンしてるから、所長。


相馬弁研究所の復活を、盛岡より祈願しつつ。
行くぜ、今日もカラ元気!

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「だまって俺について来い」

作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶、歌:植木等

【原詞】

銭のないやつぁ 俺んとこへこい 
俺もないけど 心配すんな 
見ろよ 青い空 白い雲 
そのうちなんとかなるだろう 

わかっとるね わかっとる わかっとる 
わかったら だまって 俺について来い  

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 【盛岡弁】 

銭(じぇん)こ 無(ね)ぇやつぁ おらほさ来(こ) 
俺も無(ねぇ)んとも 苦(く)にすんな 
見るむしぇ 青(あぅ)ぇ空 白(しれ)ぇ雲 
そのうぢ 如何(なんじょ)にか なるべぉん  

覚(おべ)てらぇん? 覚(おべ)てら 覚(おべ)てら 
覚(おべ)たら ぐやめかさねで 俺さ ついて来るむしぇ  

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2011年3月22日火曜日

フレデリックになりたい

沢野です。お久しぶりです。
このとおり元気です。ご無沙汰しておりました。


盛岡は震度の大きさの割には被害が少なかったので、
倒壊などもなく、私の住む地区は
停電も一日ちょっとで復旧し、
断水もありませんでした。
(もちろん、ここには書ききれないほどの
いろんな出来事がありましたが)

メールなどで、友人知人と安否を確認しあったり、
直接会いに行ったりはしていましたが、
このブログには何を書こうかが気持ちがうまくまとまらずに、
時間ばかりが過ぎてしまいました。

私には何ができるのだろう。

日々、刻々と変化していく様々な事象が、
扇情的に流されるテレビやネット、新聞の
情報の波に翻弄されながら、
ただただうろたえたり、
心を鎮めたりの繰り返しと、
心臓機能障害を抱えた自分と
老親との暮らしを考えるだけで
せいいっぱいの日々の無力さに
打ちひしがれながら私が出した結論は、
こんな私をも救い、支えてくれた
日本の様々なスペシャリストの方々への感謝の気持ちを
ここにきちんと残しておく事だろうということでした。

おそらくこれから、様々な哀しみや怒り、不安や不満が、
今まで以上に各所で噴出してくるのだろうと思います。

そしてゆっくりと、ゆっくりと忘れられていくのだろうと思います。

そしてもしかしたら私も、そのような流れに
感情が巻き込まれていってしまうのかもしれない。
自分の軸がどこまでブレないでいられるかなんてわからない。
自分が全く動じないでこれからも暮らしていける自信もない。
だからこそ、今ここで、感謝と賛辞、意志を記録しておきたい。
そう思います。


地震がおきて停電になった次の日、
ラジオもなく、携帯電話は圏外で使えなくなり、
全く外界の情報から遮断されてしまって不安だった私が、
自宅が落ち着いてまず向かったのは、
市役所と岩手日報社でした。

おそらく、そこにいけばきっと何かがわかるはずだ。
そんな信頼を裏切ることなく、
日報社脇の掲示板には、
既に最新の新聞が張り出されており、
大通では号外を手にすることができました。
その日の午後には、掲示されていたのと同じ新聞が、
きちんと自宅に配達されました。

また、手元にラジオがなく、我が家では残念ながら
聴くことができなかったのですが、
IBCラジオで状況を把握し、
心の支えとして停電中を過ごした人も
たくさんいたようでした。
地元を長い間支え続けてきたメディアの
心強さを実感しました。

地震の次の日、街はまだ停電だというのに、
既にお店を開けて販売しているところもたくさんありました。
そして、お店とお客さんとで協力し合い、
混乱も最小限に、やりとりが行われていました。

もう何日も続くかわからないと覚悟していた停電は、
私の住む地域では次の日の夜には復旧しました。
どれだけの労力のもとに
復旧作業がおこなわれていたか(そして今も)
と思うと、本当に頭が下がります。

全国各地、世界各国からは多くの救助隊が続々と到着し、
義援金や様々な支援表明も各方面からありました。
新聞記事を読んで、ちょっと泣きそうになりました。

政府、関係各省庁の方々、
自衛隊、東電、消防庁、警察の皆さん
及びそれぞれのプロフェッショナルとエキスパートの皆さん、
ありがとうございます。
身を削って国民のために働くあなた方を信頼し、
今は私の生命と生活を黙って委ねます。

国民の不安を落ち着かせることに腐心した
会見を行っている枝野さんありがとうございます。
そして、そんな枝野さんの体調を気遣う「 #edano_nero 」
というハッシュタグを作って官房長官を心配している
ツイッターの皆さんの優しさとユーモアに和みました。

そして、道路・鉄道の復旧をされている方々、
ガソリン、灯油、食料、生活物資の
安定供給のために奔走する皆さん、
各自治体、医療、福祉、ボランティアの皆さんを始めとした、
被災された方々のために働いている方々、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
日本の底力に改めて脱帽の日々です。

礼節を重んじ、他人と助け合い、
他人のために一生懸命になり、心を痛め、
どんな逆境でも冷静さを失わず、ユーモアを忘れない
日本人に生まれたことを誇りに思います。


・・・・・なんて事を書くと、なんか遺書のようですが。

そうではなくて。


今週は、感劇地図の編集会議と、
八時の芝居小屋制作委員会会議があります。
てくりの皆さんは、5月のイベントに向けて、
再び準備を始めました。
みな、ライフラインの復旧に
死力を尽くして下さっている方々のお陰です。
ここからは、芸術・文化の出番です。


昨年、レオ・レオニの絵本「フレデリック」を買ったことは
何かの運命だったのではないかと思っています。

無力な存在ではありますが、
日本の小さな一匹の「フレデリック」として、
奢ることなく、軸をぶらさず、
時々立ち止まって考えたりもしながら、
光の射す方角を目指して、自分のできることを。

もうすぐ岩手は、一斉に花が咲き乱れ、
木々の若葉が芽吹く、
それはそれは本当に美しい季節がやってきます。


http://www.kogakusha.com/month/fred/ri-fred.htm
(↑ フレデリックについてはこちら)

2011年3月9日水曜日

モテキ

午後に、とある仕事でのお願い事をしていた件での
打ち合わせを済ませてから、
先方と電話のやりとりで確認をし、
そういや、感劇地図最新号の校正ゲラって来てたんだっけ?
ついでにせっかくだから施設の空き状況も見てこようかな、
などとつらつら考えながらもりげきに行くと、
当日の施設利用のボードに、


臨時休館


の張り紙が。
そういや、前々からエレベーターとかに貼ってあった、ような。
まさかそれが今日とは!

いつもお世話になってるK池さんがちょうどいたので、
失意の現状を伝えると、ロビーは普通に空いてるから、
感劇地図の校正はできますよ、と、
事務室に戻って確認してくれたところ、


ゲラがまだ届いてない


という衝撃の事実。
あー、そういや印刷出したって連絡で、
校正刷りが届いてるってメールじゃなかった気がする・・・。

全て自分が悪いので、二重三重に心が折れ、
傷心を抱えてもりげきを出たその瞬間、
「あー! さわのさん、会いたかったんですよ!!
実は、ちょっと相談したいことがあって・・・」
と、声をかけられて再びもりげきロビーに戻り、
折れ曲がった心をギプスで治療。

わかる範囲で相談に乗り、資料を送る約束をして別れ、
ああ、今日もりげきに来てよかった私・・・。
と、しみじみしながら近所のスーパーに立ち寄り、
休憩コーナーで一息つきながら携帯を開くと、
スパムメールじゃない連絡メールがいっぱい来てて
一瞬クラクラする。

そんなこんなでまた午後の件のメールで関係者に、
「連絡事項についてみんなよろしくね!メール」を送り、
なんだろう、私のこのモテキの到来。と思う。
私はこれで食っていける方法はないのか。


奥山さん。今日家に帰って酒飲んでもいいよね、私。


それにしても、つくづくこのモテっぷりを、
ひと月前の私に教えてあげたい。

2011年3月4日金曜日

キャンペーン展開模索中

前にもちょっと書いたが、カメラマンの奥山さんが
かかわっている仕事にご協力することになった。
いい機会なので、ここは一つ観察を続け、

「奥山淳志のステキ文章に、みんな騙されるなキャンペーン」

を、このブログで展開していこうと思っていた矢先、
奥山さんが定期的に連載しているサイトで、
またもやステキ文章が更新されていたことが判明した。

http://blog.iwatesan.com/fudo/

くそう、なんて相変わらずステキな文章と写真だ。
そんなわけで(?)、ここのところ奥山さんとの
メールや電話のやり取りを頻繁にしているのだが、
ここ2日ばかり、決まって私が自宅で飲んで酔っているところに
メールやら電話やらをしてくる。

「えー、今日も飲んでんのー?」「毎日飲んでんのー?」
「そんな飲んで大丈夫なのー?」
「で、さわのさん、何の酒飲むんすかー?」
「こたつにあたってテレビ見てたりすんの? いーなー」

と、用件そっちのけでさんざん弄り倒され、
しつこく飲酒状況を質される。
もう、奥山さんのイメージの中での私は、
「ネットカフェでブログアップしてる人」
「車も持ってなくて、どこでも徒歩と自転車の人」
に追加で、

「いつも酒飲んでる人」

というイメージになってしまった。
おかしい。こんなはずではなかった。
「奥山淳志の世間一般のステキイメージ」を覆す前に、
これでは単に私のイメージが壊滅していくだけではないか。
(別に私には、元々世間にステキイメージがあるわけではないが)

これからどういう方向でキャンペーンを展開していこうか、
反撃の狼煙をあげる機会を虎視眈々と狙っているところである。