2011年1月26日水曜日

そして、野球とガンダム

悲しいことがあると、開くのは卒業写真ではなく、
私は「ほぼ日」の「野球とガンダム」を開きます。

http://www.1101.com/shiranai/

いや、特に今、
かなしいことがあったわけではないのですが。
時々読み返すたびに爆笑します。
卒業写真のあの人は優しい目をしてますが、
野球とガンダムの永田さんは、厳しいツッコミです。
永田さん、友達になりたい。

私も、野球もガンダムもよくわからないのですが、
とっても中途半端に、漠然とわかるので、
ネタにならずとても悔しい。

ガンダムもなんですが、
「スラムダンク」とか「ワンピース」とか、
今更もう、読む機会がないけど読んでみたいマンガって、
どういうきっかけで読めばいいのだろう。

今更「ワンピース 1巻」とかから読みはじめると、
大変なことになるような気がする。
ベストセレクションとか、
ダイジェスト版とかってないんですかね?
(って書いたら怒られるんでしょうかね?)

2011年1月20日木曜日

仏像とガンダム

ようやっと、周囲に評判のいい
「ハンス・コパー展」(於:岩手県立美術館)に行ってきました。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0822/index.html

平日夕暮れ! イェーイ!
暦の上では大寒! イェーイ!
吹きすさぶ細雪、徒歩40分! イェーイ!
常設展示室は入替中で入場不可! イェーイ!


岩手県美企画展示室、ほぼ一人で貸切り状態。


・・・まあ、個人的にはものすごく嬉しいんですけど、
暖房光熱費、人件費、作品借用料etc
を、考えたとき、これは事業仕分け人がいたら
チェック入りそうだよなー。

それはたぶん、スポーツを全くやらない私が、
「県営の運動公園に陸上選手用の最新設備を導入したい」
という(例えば)話を聞いたときに、
「えー、それって日常でどれくらい使うものなのー?」
っておそらく思うのと同じくらい、
ふだん美術に縁のない人にとっては、
「そんなに人が入らない企画に、税金使ってるのー」
とかって、思われちゃうんだろうなぁ。

と、いうことで、どうすれば
こういう、いい企画だけど地味な展覧会(そして真冬)の
入場者数を増やせるのだろうかということを、
帰りしなに考えていたわけです。
しかも、現代陶芸作品って、薦め方が難しい。

展覧会の新聞広告では、
Holzさんや、直利庵の女将の松井さんがお薦めしていて、
「なるほど! この二人の推薦というのは納得」
と思うような展示でした。

と、いうことでおそらく、Holzさんのお店のファンの方や、
地元の美術関係者・愛好家の方々、
「てくり」のファンの方々、
「日曜美術館」が好きな方などは、
私が薦めるまでもなく、もう行ってるか、
これから行く予定だと思うのですよ。
そこは、入場者数想定内。
そういう人に向けて書いてもしょうがない。

じゃあ、普段美術館に全く縁がないけど、
好み的にはリンクしそうだというのはどの辺の人たちか。

行った方のお薦めの言葉を聴くと、
「作品、っていうか、ふつうに欲しい。使いたい」
という感想です。
確かに、Holzさんのお店に展示されてても何の違和感もない。
モノクロで、シンプルで機能的な食器が並ぶ。
なるほど。

先日、「仏像に恋して」(著・真船きょうこ、新人物往来社)
http://www.jinbutsu.co.jp/detail/index.php?id=9784404039514
というコミックエッセイを読んでいたら、

作者の仏像好きな女の子が、恋人とのデートで、
初めて仏像の展覧会に行き、彼がつまらなくないかと
ドキドキするくだりがあったのですが、
相手の男の子がガンダムマニアで、
仏像を見て、「人型ででかいって、ガンダムみたい」とか、
「寄木造りの手法って、ガンプラと同じ」
という感想で、けっこう楽しんでいたという内容でした。

これだ。
この、「仏像好き=ガンダムファン」
と同じようなイコールをハンス・コパーで探せばいいのですね。

美術展なんてぜんぜん行かないし、
陶芸なんてよくわかんねーや。
家で使ってる食器? ニトリか無印良品が好き。


これだ!


今回の美術展。
攻めは、ニトリと無印の食器を買ってる人。
(↑ 各方面から怒られそうなことを書いてる気がする・・・)

でも、シンプル、機能的、無駄がないデザインの食器の数々。
むしろ、
「陶芸好きで美術展やギャラリーによく行きます。
古伊万里とかマイセンとかウェッジウッドとか!」
ていう人より、好みとしてはストライクな気がするんですが。

他にも“「仏像=ガンダム」法則”に当てはまる、
ハンス・コパー相似形を発見した方は、さわのまで。
ほんとは、もっとかけ離れたものでリンクするもの
が面白くていいんだよなー。
「キクラデスフォーム」は、ラピュタのロボットにいそう、とか。

あ。てことで皆さん、県立美術館行ってみてね。

でも個人的には、一緒に展示されてた
ルーシー・リーの作品(や共同作品)が好みだった私。
かわゆい。

2011年1月19日水曜日

そのエネルギーをくれ

先日、ブログに「メールフィルターの設定が厳しすぎる」
と書いた途端、フィルターをくぐり抜けた
スパムメールがやたらと増えた。
フィルター機能、ぜんぜん効果なし。

なにがすごいって、
なりすましメール規制をかけた他に、
拒否リストに登録したアドレスでやってくるのである。
なので、「拒否リストに登録」しようとすると、

「既に登録されてます」

というメッセージが出る。
拒否されてないから登録しようとしてんだよ!
登録されてたらガードしろよ!
「いやよいやよも好きのうち」な拒否じゃないんだよ、
ほんとに迷惑なんだよ!

ヒマをもてあましている女子高生よ、
心に空白を抱えている熟女たちよ、
夜な夜な体が火照る未亡人たちよ、
そんなに毎日さみしかったら、
私と一緒に雪合戦でもして汗を流さないか!
きっと楽しいぞ。そんなお誘いなら大歓迎だ。

ていうか、一日中そういうエロメール
ばかり流している、そこのキミ。
その無駄なエネルギーと能力を、別のところに向けないか。

その、無駄にいやらしい言葉の知識の豊穣さを。
さまざまな手法でクリックさせようとする、
そのアイデアの柔軟さと多様性を。
大手携帯会社の強力なフィルター機能を
いとも簡単にくぐり抜ける手法を持つその頭脳を。
どんなに拒否されてもへこたれない精神を。


君のそのエロエネルギーを、演劇界は待っている。


君のその才能をもってすれば、どんな表現をしようとも、
評論家の人たちが「反社会性言語と肉体表現」とか
「性表現世界の新境地」とかなんとか言って、
褒めてくれるかもしれないぞ。ただ、


金は儲からないけどな。


とだけは言っておく。
そういえば昨年、
「反日運動に萌えキャラ「日本鬼子」で対抗」
というニュースがあったけど(↓)、
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20101028-00004088-r25&vos=nr25nn0000001
エネルギーはこういうところに使いたいものだよね。
こういう発想は大好きだ。

2011年1月16日日曜日

分かり合えない講師と受講生

今日は、環境学習交流センターのイベントの、
木のサイコロづくりの講座のご案内をメールでもらってたり、
紺屋町のひめくりでは同じく今日の午後、
「プリンカルタ大会」のイベントがあって、
こないだひめくってきた時に、店長のmipoさんから、
「よかったら遊びに来てね~」と言われていて(↓)、
http://himekurimorioka.blog76.fc2.com/blog-entry-88.html

どぉっしようかなー、と迷った挙句、
特に誘われていたわけでもない(!)、propさんの
公会堂での美術ワークショップ「あそびのびじゅつ」の
「画びょう」に、当日朝にメールで申し込んで遊んできました。
(当日の様子はこちら。↓)
http://play-prop.petit.cc/banana/20110116161958.html


気まぐれ人生、さわのです。
(一応、prop那須さん「祝・帯状疱疹快癒」で)


こんなに寒いのにイベントだらけだなぁ、今日。
前日の「墨汁」も面白そうで気になってたんだけど、
結局、行きそびれてしまった。
そんな面白そうで気になってた「墨汁」の方は、
上記サイトの他、
岩手日報の18日の家庭欄に掲載されてます。
ご覧になれる環境の方は、見てみてください。
いや、私の行ったのは「画びょう」だけど。

で、何をしてきたかというと、
「帯状疱疹講座及び、皮膚科系疾患を語り合う会」

・・・・・いえ、ウソです(若干、当たってますけど)。
一般的な金色の画びょうを、
ベニヤ板に刺していくゲームです。

少し、傾斜をつけたベニヤ板の片側から、
ビー玉を転がして、反対側においてある
自分の入れ物に入ったら1点。

そのビー玉が、他のメンバーの入れ物に入らないよう、
または、自分の所に入るよう、
途中のコースに、順番に画びょうを
5本ずつ刺していきます。
手作りのピンボールみたいな感じですね。
(詳細は、上記サイトでご覧になってみてください)

色々角度を変えて刺してみたり、
刺す間隔を均等にしたりしなかったり。
ゲームを終えて、そのベニヤ板を見てみると、
大量の画びょうで作ったコラージュ作品のようになります。
岩手県立美術館の常設展でよく見る、
村上善男の、注射針を大量に貼りつけた作品みたい。

そして、ワークショップ終了後、
那須さんと、他の受講生の方と一緒に、
この出来上がった画びょうピンボールを
板から外すという、チベット密教の砂マンダラ
(砂で描いて完成したマンダラを一気に壊す)
みたいな作業(←修行だったのかよ)を黙々とやり終えた後、
那須さんが、ベニヤ板を見て言った。

那須  「僕、この画びょうが刺さった跡の点々が苦手なんです」

思いっきり、?マークの表情になる、私と受講生の方。

さわの 「じゃあ、穴が開いてるタイプの天井模様は?」
那須  「いや、それは大丈夫です。
     あと、虫の卵の粒が並んでるのとかもダメです。
     でも、イクラとタラコは食べられます」

さわの 「・・・よくわからないんですけど、基準が・・・」

那須  「シダの葉の裏の胞子が並んでるのとか、もう・・・!!」
さわの 「草間彌生の水玉模様の作品は?」
那須  「大丈夫です。ドット柄のノートも平気です」
さわの 「イルミネーションの点滅は?」
那須  「大丈夫です」
さわの 「蟻の行列は?」
那須  「うーん、小さい蟻がたくさん飴にたかっているのはダメかも」
さわの 「刺し子の刺繍」
那須  「大丈夫ですけど、もしかしたら裏の方が苦手」


さわの 「わからない! 全然、法則性がわからない!!」


「あぁ! わかる、それ!」という方、
どうぞ、私のかわりに存分に
キモチを分かち合って上げてください。
共感(というか、法則性を発見)できなくて申し訳ない。
ビーズ刺繍とか、デコ携帯とかはどうすかね?

「えっ、そういうのないですか?」と訊かれ、
受講生の方としばし悩んだのですが、
その場ではぱっと思い浮かびませんでした。
誰かが言うと「あー、それそれ!」ってのが、
きっとあると思うんですけども。

うちの母は、ひも状のうねうねしてるのとかが苦手かな。
蛇が嫌いで、テレビに蛇が出てくると
いつも突拍子もない声を出します。
その延長線上で。おそらく。

とうぶん私は心の一部が、
「人に共感してもらえないかもしれない自分の苦手探し」
の旅に出てると思います。

ちょっと話がそれますが、以前ayaさんと、
「イクラは好きだけど、スジコは嫌い」
という話で盛り上がったんですが、
これは他の人にも共感は得られるでしょうか?どうでしょう。

那須  「あと、真後ろでハサミの音を
     シャカシャカされるのも苦手です」
さわの 「じゃあ、床屋とか苦手ですか」
那須  「いや、それは平気です」
さわの 「わからない! やっぱり法則性がわからない!!」

2011年1月14日金曜日

ガードかたすぎ

正月明けに、携帯メールに
迷惑メールが来ないようにするフィルター設定をしたら、
MLの連絡や情報まで来なくなってしまった。
なんてったって、自分の流したMLメールさえ来ない。
厳しすぎないか、フィルター設定。

私宛に出したメールがエラーで戻ってきたという方、
もしいらっしゃいましたら、ご一報を。
一応、携帯に登録してあるフリーメールアドレスの人のは
がんばって受信可能登録しておきました。

そんなわけで、受信してほしいアドレス登録を、
ちまちま入力したりして試してみたのだが、
それでも来ないのがある。
(PCからのメールを携帯に送り、
それを携帯から他の携帯に転送すると、
スパムと見られてしまうとか)

かと思えば、それでもしつこく来るスパムもある。

どういうことなのか、これは。

もしかして、私のためだけに、私に向けて
一つ一つちまちまとエロ情報を携帯から入力して
送信しているというけなげな人がいるんじゃないか
という想像を、ふと、してみる。

2011年1月7日金曜日

実はこれからが、冬本番。

日中の最高気温がマイナス3℃という盛岡です。
皆さん、元気でやってますか?

私は、「レンジでゆたぽん 首・肩用」(㈱白元)というのを、
http://www.hakugen.co.jp/products/character.php?pid=275
自宅で、ここ数年使ってます。
ちょっと重いけど、肩凝りの方にもオススメです。
アイスノンの温熱版みたいなものですね。
惜しむらくは、カバーがダサすぎ(超ショッキングピンク)。

そんなわけで、今日は身体を温める話も兼ねて。

ここ最近は、冷え対策で「しょうが」が
ずいぶんとクローズアップされるようになり、
本屋でも、よくレシピ集をみかけるようになりました。

私は普段は、甘味一切無しの「しょうが紅茶」
(すり下ろしたしょうがを水から煮出して、
紅茶のティーバックで淹れるだけのもの)
を作って飲んでいるのですが、
ごくごくたまに、しょうがシロップ(ジンジャーエールの原液)も、
作って飲みたくなります。

有名どころのしょうがシロップレシピといえば、
ほぼ日の糸井さんのものですが(↓)、
http://www.1101.com/ginger/2009-11-27.html
私は、このレシピを見る前から、
自分の手持ちの本のレシピで作っていたので、
どうしても、そちらで作ってしまいます。
そちらの材料は、


スライスしたしょうが

ザラメ
ライムの皮
シナモンスティック
クローブの実
鷹の爪(←よく入れ忘れる)


・・・なんですが、ライムってね、
一個200円くらいするんですよ!
2個で400円!!
メキシコ産ばっかだし、売れ残っててシワシワだし!
セールとか無いし、国産ものも無いし。

シナモンスティックもクローブも、
ふだん、料理に使い慣れていないと
そうそう家に常備しているものでもありません。
なので「わざわざ」買おうとすると、結構高い。
(しかも、クローブなんて一回に5粒くらいしか使わない)

しょうがシロップ、原価かかりすぎ!

ということでまあ、一年に1回か2回
作るかどうかなんですが、
シナモンスティックとクローブは、
一回買いさえすれば、そんなに使うものでもないんで
ずっと残ってるんで、いつでも作れるんですよ。

問題は、ちっさいライム2個400円。
しかも使うのは皮だけ。

うーむ。
と思っていつもスーパーで
ライムを見ては悩んでいたのですが、
昨秋から、国産レモンが安い時に買って、
レモンの皮に切り替えてみました。
表面のワックスとか防腐剤とかの問題も、
こちらのほうがまだ安心。
ライム、確かに雰囲気がいいんだけど。

で、あとはしょうがなんですけど、
スライスにすると、できて漉した後、
大量にしょうがが残るんです。
これもまた、難問。

ほぼ日では、干してグラニュー糖をまぶして、
しょうがチップスを作っていたのですが、
私はふだんそんなに、お寿司のガリとか
食べないほうなので、チップスにすると
なかなか消費が進まない。

ということで、しょうがは今回はすりおろしてみました。
しょうがその他を煮詰めて、
一晩寝かして出来上がったシロップを、
ざるで漉した残りのすり下ろししょうがは、
レモンの皮、シナモンスティック、クローブを取り除いて、
クッキー生地に入れてしまいました。

うちは両親(特に母)が、
糖尿病ラインの境界だったり、
高血圧だったりするので、
ふだんからあまりカロリーの高いお菓子は
作らないようにしていて
(ていうか、そんなにお菓子を
しょっちゅう作るわけでもないけども)、

溶かしバターの代わりに、サラダ油、
全卵と牛乳と砂糖を通常は使うところを、
卵黄と、すり下ろししょうが(の漉したやつ)、
不足分の砂糖を追加、
な感じの、あっさりしたものを作りました。

んー、でもなぁ。
なんかもう一味欲しい感じなんだよなぁ。
繊維質たっぷりで、身体には良さげなんだけど。
(辛味も香りも抜け、
旨みはシロップにもっていかれた繊維質って感じ)

何を足せばいいんだろう?
ラム酒漬のレーズンとか?
あんまりめんどくさくはしたくないんで、
「あとひと食材」くらいでいいんですけど。

なんかいい材料、もしくは
すり下ろしたザラメ味しょうがを使った料理があったら、
ぜひ教えてください。
まあ、私は当分しょうがシロップ作んないと思いますが。

あと、皮を剥いたあとのレモンの実の方!

前回、試しにジャムにしてみたら、
エグ味が出て苦くなったので、
今回ははちみつ漬けにしたら、
なんか、めちゃめちゃ酸っぱい!
レモンの皮って大事だなぁ・・・。
(↑ 単に私が作り方が下手なだけだろうか?)

皮の無いレモン3個分は、
どうやって使いきればいいのだろう・・・。
(ちなみにうちは、ミキサーとフードカッターはあるけど、
ジューサーとレモン絞り器はない。
そしてそんなにレモン汁が
めちゃくちゃ好きなわけでもない)

こちらのいいアイデアも募集中。
糸井さんは、レモン汁をそのまま
しょうがシロップに入れて使ってたようですが。
今度それでやってみようかな。


こんなコスト高なしょうがシロップ作りですが、
寒い冬の夜、よかったら皆さんもぜひ。
(って書き方では全然勧めてない感じだな・・・)


周辺の話ばかりしてしまいましたが、
メインのしょうがシロップは、
ほんとに身体が温まって美味しいです。

なんか最近ニュースやらネットやらでは、
北国の冬の寒さだとか、大雪だとかを
忌み嫌うような世の中になってきてて、
ちょっと寂しいなぁと思います。
(私も寒さはめちゃめちゃ苦手なのですが)
昔はもっとうまく、
寒さや雪と世の中が共存していたような気がするなぁ。

家の前に雪だるま作ったり、かまくら作ったりする人、
最近あまり見かけませんね
(雪祭りとかイベントとかは別として)。
雪合戦する子供も見ないなぁ。

あと、私の子供のころは、スーパーの買い物には、
赤いプラスチックの子供用そりに、
荷物を載せて運んでたりしたものですが、
今、みんな車移動だし、歩いてる人が少ない。
かんじき(スノーシュー)って
どうにかして流行んないかなぁ。

さて。北国の寒さを全力で楽しむためにも、
まずは、身体を温める食材を
全身で堪能するところからスタート、ということで。

2011年1月3日月曜日

プロフェッショナル ~仕事の流儀~「頼まれてもいないサクラ編」

もう、何年行ってるかわからない、
毎年恒例、独身アラフォー女4人組での、
盛岡八幡宮初詣。

仕事で来れなかったり、喪中だったりで、
誰か一人欠けたり、
逆に誰かがイレギュラーで増えてたりもしつつの、
今年はコアメンバーが揃った恒例行事。

まあ、どっちかというと初詣メインというより、
新しいおみくじ探し、という感じ。
今年は、紙でできた張子の鯛(直径5センチくらい?)
の形をしたおみくじ。
(中に、おみくじの紙が入っている)

鯛の口の部分と竿のエサの部分が磁石になっていて、
金魚すくいのようにたくさん入ってる中から、
釣竿で、張子の鯛を釣り上げるという
おみくじをひいて(釣り上げて?)来た。
ありがとう、大吉です!

(↓ ちなみにこんな感じので、盛岡八幡宮のは磁石付き。
  検索で見つけた、川越氷川神社ブログより)
http://www.hikawa.or.jp/jinja/blog2/?id=201001-002

一緒に行ったうちの2人は、
八芝も手伝ってもらった、
「モノ・オペラ 声」のピアニスト・善子と、
「動物哀歌」の民謡歌手・やす子である。
もう、2、30年来の付き合いだが、
ほんとうに全く変わらない。

しかし、隣で携帯で
「八幡宮なう」
などと事あるごとにツイートしている善子の姿には、
さすがに時代の流れを感じた。

帰りがけには、おなじみ盛岡名物「うす焼き」を、
大行列を作っている人気店に並んで、
それぞれ、家族(両親たち)分をテイクアウト。
(↓ 以前、ブログに書いたうす焼きの話はこちら)
http://morioka-zsk.blogspot.com/2008_12_01_archive.html#2006763229622831464

ほかの屋台も眺めつつ、神社を出ようとしたその時、
私たちが目にしたのは、全く行列のできていない、
閑散としたうす焼きの屋台。
ちっさいおばあちゃん達2人が、
とても寂しそうで、ものすごく寒そうな感じで
売れないうす焼きを前にして立っていた。


【ナレーション】
「そのとき、やす子の表情に変化がおきた」

【挿入歌】
♪ ぼっくっらっは 位置~につ~いて~ 
  横一列で スタートを~ 切ったぁ~ ♪

【ナレーション】
「やす子はおもむろに、
「あっ、私、ここでうす焼き買おう!」と、
民謡で鍛えた、良く通る大きな声で言い出した。
手には、自宅用に4枚、
別な屋台で買ったのがあるにもかかわらず、である」

【挿入歌】
♪ ずっと 探して~いた~ 理想の自分って~
  もうちょっと カッコ~よかった~けれ~どぉ~ ♪


ついでなので私も1枚、買ってみた。

その場で一口、食べたやす子は、
「お~いしぃ~!! ねぇ、ちょっと、食べてみて!」
と、ひときわ大きな声で残りの2人に差し出し、
自分で買った1枚を、他の2人に殆ど食べさせながら、

「美味しいよねぇ~。私はこっちの味のほうが好みだなー」
「すっごーい、美味しい~。こっちで買えば良かった~!」
「ね? 美味しいよね?! こっちの美味しいよね?」
「私、この味好きだなー」

などと、大きな声で盛んに私たちに語りかけ、
(たしかに、この屋台のもふつうに美味しかった)
屋台からちょっとだけ離れたところに4人立って、
「美味しい美味しい」と言いながら食べていたら、
数人が、興味を示して屋台に行き、
それを見たほかの人も並び始めた。

その光景を確認し、私たちは
「人って、他に買う人がいると集まるもんだね」
と言いながら、何事も無かったかのように
その場を後にしてきた。

さすが民謡やってるだけあって、
困ってるお年寄りの姿を見ると、
どうしても、ひと肌脱ぎたくなる性分の、
相変わらず、ナイスなキャラのやす子。
わが友人ながら、イイヤツだぜ!


でもこんなナイスな4人は、今年も独り身さっ!


【挿入歌】
♪ 世界中に あふれている ため息とぉ~
  君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐぅ~ ♪


あ。もういいですか。

そんなやす子は、よく民謡の舞台に出場しているので、
よく、テレビや新聞の民謡舞台の告知に
名前や顔写真が出ています。
八幡宮の秋祭りや地域の民謡大会でも謡ってます。
よろしければ、機会があったときに一度、
その歌声を聴きに行ってみてくださいませ。

でもって、もしそんな行列のできていない、
ちっさいお年寄りがやってるうす焼きの屋台があったら、
試しに買ってみてください。
こちらのうす焼きも美味しかったです。
可能であれば、行列屋台と食べ比べしてみるとか。

2011年1月2日日曜日

ヒロシ的なもの 2011

例年のことながら、すっかり出遅れ気分満載で
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

特にこれといって今年の抱負もないので、
皆さんの正月気分がすっかり抜けたところで、
年末年始の出来事を(!)、
今は懐かしいヒロシなネタの感じでお送りいたします。

・・・・・って、なぜ???


【BGM:「ガラスの部屋」】

サワノです。

大晦日に朝昼で食べたのは、
チョコレート2かけだけだったとです。

サワノです。

そのまま、大雪の中を年越し蕎麦と、
刺身の盛り合わせと、
鶏ガラ(母の作る蕎麦のつゆのダシ用)
と、家に無かった掃除用洗剤を買いに行き、
帰ってから、玄関、風呂、洗面所、トイレ、廊下等などの
大掃除を夕方までかけて行って燃え尽きて、
あとは紅白でも見ながら、酒飲んで
年越しのご飯食べるだけだなと思って母に、
「あー、もう、ごはん炊かなくていいや。年越し蕎麦だけで」
と、言ったら、今頃になって、
「にぼしが無い」
と言い出したので、大荒れの大雪の中、
疲れた身体をひきずって徒歩で、
閉店間際の閑散とした大晦日のスーパーに
にぼしを買うためだけに行ったとです。

サワノです。

そこまでしてでも、母の鶏ガラとにぼしのダシの
年越し蕎麦と、お雑煮は食べたかったとです!

サワノです。

帰ってきて、ようやく腰を落ち着けて
すきっ腹で酒を飲んだら、
紅白が終わるまで意識が無かったとです。

サワノです。

すっきり目が覚めた時には、
「年の初めはさだまさし」が始まってたとです。

サワノです。

年賀状に書くコメントは、脳みそダダモレ状態なので、
てくりの木村さんに書いた言葉は、
「『岳』の最新刊は、由美子さんに貸してます」
だったとです。ダダモレすぎです。

サワノです。

そしたら、木村さんのお嬢さんのTちゃんからの
年賀状コメントには、
「『よいこへの道』の1かんをかいました」
(↑ ダブって買ってた2巻を、前にあげてた)
と書いてあったとです。
もうすでに年賀状ではないとです。
図書の貸し借り連絡です!

サワノです。

今年、一番最初に友人たちに出したメールは、
「・・・・・で、今年の初詣は?」
だったとです。
情緒もへったくれもなかとです。

サワノです。

そんな毎年恒例の初詣メンバー4人、
小中時代の同級生、
全員独身アラフォー女性だとです。みんなして
「いつでもいいよ。時間も任せます」
って返信・・・予定無さすぎです!

サワノです。

「おせちもいいけどカレーもね」って
世間では言うとですが、
すでに正月2日目にして、うちの昼ごはんは、
「年越し蕎麦の残り」
だったとです。
高カロリーのものが食べたいとです。


サワノです・・・

サワノです・・・・・

サワノです・・・・・・・・・・