2011年7月20日水曜日

「逃避めし」書籍化が気になっている

「今年も夏が来たなぁ」と実感するアイテムに、
山形名物の「だし」を作りはじめたら、
というのが昨年から加わった。

ちなみに、昨年「だし」について書いたブログはこちら。↓
http://morioka-zsk.blogspot.com/2010_08_01_archive.html#6674259383233488533

もう、今年は昨日までで3回作った。
すっかり「だし」の虜だ。
けっこうみじん切りが面倒な割には、まあ作ったな。
(きゅうり、なす、ねぎ、大葉、ピーマン
をみじん切り。生姜はすりおろし。
なす、ねぎ、大葉は水でさらしてあく抜き。
全部混ぜて、塩昆布としょうゆで味付け。
野菜から水分が出てくるくらい置くとできあがり)

でも、なんといっても火も電気も全く使わない
というのがいい。
作るきっかけになった吉田戦車よ、ありがとう。

あ、ちなみにきっかけの「ほぼ日」の「逃避めし」はこちら。↓
http://www.1101.com/sensha_meshi/2010-08-05.html

この「逃避めし」、本になったらしいのだが(↓)、
http://natalie.mu/comic/news/52996
ここ数日、近くの本屋に一向に入ってくる気配がない。
コミックコーナーにも、
料理本コーナーにも、
料理エッセイ本コーナーにも、
新刊コーナーにも、
男性作家文芸書コーナーにも、
コミックエッセイコーナーにも、
男の料理関係雑誌コーナーにもない。
だからたぶん、入荷してない。
これを読んだ人は、きっと思うだろう。


「店員に訊きゃあいいじゃん」


ダメです。
訊いて、もしあったら
必ず買わなきゃないじゃないですか。
(↑気が弱いから)

ちがうの。
何が何でも絶対欲しいんじゃないの。
手にとって質感をみて、中身確認して、
それでも欲しかったら買うっていう猶予が欲しいの。
他のコーナーもぐるっと見てまわって、
他にも欲しい本が見つかったりしなくて、
想定外の散財もないから、んじゃ安心して買えるとか、
いろいろ店員さんのいないところで確認がしたいの。
だから私はa○○z○n派ではなく、本屋派なの。

ということで本屋さん、入荷よろしくお願いします。
うちの近所の本屋さん。

直接注文しないけど、
買うかどうかもまだわかんないけど、
でもam○○○nには浮気しませんから。

今年はレディー・ガガと楽しんごとみた

2週間ほど前、八時の芝居小屋制作委員会の
会議が始まる前に、さんさ踊りの練習を
していると思しき太鼓の音が
ご近所から聞こえてきた時のこと。

この時期はどこもかしこもさんさ踊りの練習である。
会議に集まっていたメンバーに、
伝統さんさ踊りがめちゃめちゃカッコイイんですよね、
などと、熱く語るさんさウォッチャー・さわの。
(↑ 残念ながら踊るほうではない)

さわの 「さんさといえば、美白隊が・・・」

そう、私の注目は「おふざけ系」である。
ちなみに、美白隊というのは、
志村けんの白塗り・バカ殿扮装のお兄さんたちが、
ひたすらふざけている(←褒めてます)、
盛岡グランドホテルの任意スタッフ集団。
もう、かなり長いこと続いていて、
そろそろ伝統芸の域かもしれない。

「ひよこの着ぐるみ集団がぴよぴよ言いながら踊る」
とか、
「サンバのリズムで踊る大学生集団がいる」
とか、
「加藤家という謎のギャグポーズおり混ぜ集団がいる」
とか、
「カワトクキッズチームの集団をまとめて
先頭で太鼓をたたいて子供たちを引き連れているのは、
長いこと劇団ゼミナールの斎藤さんがやっている。
その姿は、まるでハーメルンの笛吹き男」
だとか、
毎年ムダな(?)さんさ知識が増えていく。

ちなみに、昨年のウォッチャーなブログはこちら。↓
http://morioka-zsk.blogspot.com/2010_08_01_archive.html#4208187966348671609

真面目に踊っている集団には大変申し訳がないが、
こういうところに目がいってしまうのは、
ひねくれ者の性。
そして、どうせふざけるなら
徹底的におふざけを全うしろ!
中途半端にふざけて踊っているのが、
見ていて一番こっぱずかしいんじゃ!
と思うのは演劇関係者の性。

そして毎年、その年の流行りが
映し出されているのも注目どころ。
「今年はビリーズブートキャンプが多いなぁ」とか、
「あれはマイケル・ジャクソンだな」とか、
「あるある探検隊」や「そんなの関係ねぇ」
「なんでだろう~」を混ぜ込んでるなとか。

昨年はあまり流行りどころが掴めなかったが、
強いて言えばイモトアヤコの扮装か。
流行り廃りに関係なく最強なのは、
「アイーン」と「カトちゃんぺ」。

そんな事を語りつつ会議の前に、
「今年は何が流行ってるかな」という話題に。
私は「ドドスコスコスコ・・・ラブ注入」じゃないか
と踏んでいたのだが、委員の一人、
現代時報の高村くんが、

高村  「今年はガガでしょう!」
さわの 「あー! そうか、レディー・ガガだ!」

最強の話題性に、緑のカツラ、生肉衣装、
目玉メイク、パンダメイク、徹子の部屋出演衣装・・・
もう、何がきてもおかしくないね。
(でも恥ずかしがりながら踊るのは野暮だからね)
なんかもう、欽ちゃんの仮装大賞みたいなことに。
あとはやっぱ、なでしこジャパンのユニフォームかなー。

「ああいうのは嫌いよ!
 まったくもう、真面目にやってくれないかしら」
という方には、仙北小鷹さんさと、三本柳さんさの、
伝統さんさがお薦めです。
あの妖しさは、さんさ踊りのイメージを変えます。
妖しい。妖しすぎる(←ものすごく褒めてます)。
あと、伝統さんさの清流会には、
てくりでお馴染みな方々が何人か参加されてますね。
こちらは、正統派の美しい大集団の踊り。

企業とかの集団のパレードは
飽きるんだよなぁ~という人は、
是非とも伝統さんさをたくさん見て欲しい。
どこの集団も、まったく違います。

それから、マスコミ関係等はパレードしながら
自社マスコットの描いてあるうちわを
配ってくれたりします。
NHKの「たらりら」のうちわとか嬉しかった。
アナウンサーから手渡しされたり。
パレード終了後は、みんなが参加できる
輪踊りも行われます。
県庁前では各地の地ビール販売(例年だと)。

そんなこんなであと10日くらいで本番ですね。
参加の皆さん、関係者の皆さん
今年も楽しみにしております。
いささか視点が一般人より偏ってますが。


8月1日~4日の、
「さんさ踊り」公式サイトはこちらから。↓
http://www.sansaodori.jp/


東北外のよいこのみんな、盛岡に遊びにおいでね!
そして盛岡の経済を大回転させて帰ってね。
さわのさんとの約束だゾ☆
(※そして、ほんとに来る時は、
私の偏った視点よりも公式サイトを信頼してね!)

2011年7月14日木曜日

思考バランス

珍しく、感劇地図の劇評なぞを書いているので、
ブログで真剣にふざけた文章を書くことに
頭が回りません。
今書いてる劇評が掲載されるのが、
数ヶ月先かなぁ。

その前に、こないだ書いて、
震災号に掲載が見送られた原稿が載る号が、
そろそろ作成・発行されるかと思います。
こないだ書いた、つっても4月半ばだけどね。

このネット時代に
なんと牧歌的なシステムで
動いているのでしょう我らは。
それを逆手に取れるような、
売りになるような、
紙面でなければならんのですよね。

なんだろう、売りは良くも悪くも
熟考、かな。

今、いったん書いて寝かせている原稿が、
6月24日に見た、劇団マーブル局の公演劇評です。
ブログやツイッター読み慣れちゃうと、
気が遠くなるようなサイクルですな。

ちなみに、八時の芝居小屋制作委員会の会議は、
来年度の年間計画についても始まりました。
再来年度の演劇イベントについての話も
ちらほら演劇関係者から耳に入ってきます。
演劇関係は、基本的に思考スパンが長い。

個人でのブログ書きと感劇地図の劇評執筆や会議、
モリブロ実行委員会と八時の芝居小屋制作委員会、
こういう、瞬発力が必要な個人短距離走と、
長距離連携プレーが必要な駅伝
のような違いを持つものを
両方味わえるのって、
思考のバランスが取れて面白いなあと、
最近よく思うようになりました。
どっちがいい悪いではないかな、
個人的に思うには。面白い。

次にネットカフェに来たときこそは、
ぜひともしょうもない話が書きたい所存であります。