2009年11月27日金曜日

予定は無いけど、一応訊いとく。

医大定期外来。
いつも通りに、採血結果を聞いたりしながら
血圧を先生に測ってもらう。
毎回、最高血圧が120ちょい。
昔は100くらいしかなかったんだけどなぁ。

さわの 「(何気に)・・・120もありますかねぇ、私」
A孫子 「俺の血圧の読みに不満があるとでも?(笑)」


言ってないじゃないですか、そんなことは。


いやね、昔、手術後に麻酔から醒めた後、
血圧が低すぎて、痛み止め(血圧が下がる)を
追加できないって言われて、
夜中じゅう、のたうちまわってた事がありましてね・・・

と、さわの、外科で受けた仕打ち(?)の
これ以上はここには書けない毒舌炸裂。

(普通、心筋梗塞になるような人ってのは、
高血圧なことが多いから、私以外の人は
上記のような心配は無いと思われます)

ま、当時の先生で残ってる人で知ってる人、
一人くらいしかいないんで、まあ、大丈夫
(↑ 大丈夫って何が?)。

いや、教授はすごい人でした、
全国の「名医のいる病院」に名前が載ってるような。
で、そんな教授の教えを請うために、
サポートする先生も全国から集うような。
今はまた、どっかに引き抜かれてっちゃいました。

そんな神の手を持つ教授に2度も執刀してもらいながら、
私の思い出の中では、夜中じゅう病棟で
のたうち回ってた記憶でどうもすみません。

さわの 「今の教授もなんか、すごい人
      なんですよね、確か?」
A孫子 「これまでに、7000の執刀経験があるらしいよ」
さわの 「・・・って言われてもわからない・・・」
A孫子 「一年で・・・」
さわの 「一日ではどれくらいなんですか」
A孫子 「昔は3件とかやってたらしいよ」
さわの 「!!! それは神経すり減りますね!」

毎日3人の生死が自分の腕にかかってるって、
ちょっと、精神的に耐えられないです、私だったら!
神の手を持つのと引き換えに、
いろんなものを背負わなければいけないんですね・・・。

さわの 「血管とか、心臓弁とか心臓全体とか、
     得意分野ってあるもんなんですか?」
A孫子 「ま、上手い人ってのは、どの分野でも上手いから」
さわの 「あー、わかるような気がします」


刺繍の上手い人は、レース編みも上手そうですもんね!
(そんな例えでいいのか、私。
って、さすがにそんな例えは先生には言わなかったけど)
そして、


さわの 「・・・いや、もうしたくないですけどね、手術は」

さんざん訊いといて、最後の結論は、そこですけどね。

2009年11月25日水曜日

現代版なまはげに認定

てくりの高橋さんとの会話中、何かの話題のときに私が、
「いや、うちのブログは、書かれた相手が、
画面の向こうで思わず笑ってしまうことを、
いつも目標にして書いてますから~」
と言ったら、高橋さんに、

高橋 「いやいや、さわのさん。
     ブログにあんなこと書いたら、
     蓮舫が仕分けに来るかもしれませんよ」

と、言われた。

大丈夫です。
蓮舫議員は、そんな器の小さいオンナじゃないと、


私は信じております!


世のお父さんお母さん、
これからは、子供がなんか
無駄遣いやもったいない事をしたら、

「そんなことすると、蓮舫が仕分けに来るよ!」

と、叱るのが教育的に効果があると思われます。

念願ツアーそして、求むハイスクールカフェ

おなじみ、てくりの高橋さんと、
念願であった、盛岡スコーレ高の生徒たちが
料理作りに携わっているというお店に、
ランチを食べに行ってきた。

ちなみにスコーレでは、パンやジャムや
トマトソースなども作ってて、
地元スーパーなどでも購入可能である。
高校生たちは、料理作りに、
どこまで関わっているものなのだろう?

もう、私たちの想像の中では、
高校生たちが、料理をする! 接客をする!
料理界における、汗と涙の青春ドラマを目の前で。

味は二の次!

失敗は想定内!

いやむしろなんか、アクシデントも値段のうち!

みたいな過剰なドラマを求めて向かったわけですよ。
そうしたらなんか、普通に美味しい、
普通のお店だったわけでね。
(確かに接客は高校生だったけど)
いやそれ(失敗のないこと)があたりまえで、
学校としてはそれを追求しているんでしょうけども、
なんなんでしょうねぇ、この、
部外者の無責任な心理は。

私たちが求めていたのはもしかしたら、
「メイドカフェ」や「執事カフェ」のような、

「ハイスクールカフェ」

というものであったのかもしれない。
昼に担任の数学の先生がご飯を食べに現れ、

先生 「おう、ユキナ。さすがだな、このオムハヤシ。
     この調子で期末試験の代数幾何も
     がんばってくれればいいんだけどな」
生徒 「それは無理ですよぉ~」
先生 「はっはっは。じゃ、午後の授業遅れるなよ!」

みたいな?

伝説のスパルタ家庭科教師が、
「こんなキャベツの千切りを、
お客様にだせるわけないでしょう!
もう一度、最初から!」
そして、涙ぐむ生徒。教師が去った後、
隣でぶっきらぼうになぐさめる友。

みたいな?


って、ねぇよそんなシチュエーション!!!


まあ、そんなわけで、メジャーリーグは興味ないのに、
高校野球は全試合見る、というおじさんたちの、
気持ちがなんとなくわかった初冬。

これを読んでる青年実業家の方(← いるのか?)、
「ハイスクールカフェ」、もしかしたら
こんな需要が世の中にあるかもしれませんよ。


その後、先日行ったらケーキが売り切れで
ちょっぴり残念な思いをした、
小岩井の風光舎に行き、風光舎ブレンドと、
念願のロールケーキ!

そして、菜園のHolzさんが新しくつくったお店
「物販+喫茶=物茶店」のラウムへ。

http://blog.livedoor.jp/holz/archives/cat_50028773.html

こちらも、11月1日にできたばかりで行きたかったのです。
今日は、図らずも念願ツアーな一日になったのでありました。

そして、なぜかオサレなインテリアのお店で、
江刺のりんごジュースを買って帰る私。

2009年11月21日土曜日

今年はちっとも鉄子じゃない

子供たちのためのネイチャーイベントで、
火おこしと飯ごう炊さんと、ブロック肉の炭火焼
をするというので、こっそり大人も混ざってきた。

会場は、都南のつどいの森。

一緒に行く、バイト先のスタッフのHさんに、
家が近いから、岩手飯岡駅まで
車で迎えに行きますよー
といってもらったので、盛岡駅から東北本線乗車


・・・の時点で、遅刻する。


切符売り場に到着の時点で、発車時刻!!
「乗り遅れました!!」のメールを送り、
慌てて駅前のバス案内所で、
岩手飯岡駅まで行くバスはないかと尋ねると、


「電車で行ったほうがいいですよ」


と言われる。

わかってんだよぉ! そんなことはよぉ!!
その電車にたった今、


乗り遅れたんだよぉぉぉ!!!


一番近いところまで行くバスが、20分ほど後。
そんな余裕はない。どこか近くまで行ってから、
飯岡駅までタクシーか。
地図無いから全然わかんないけど。
とりあえず、都南バスターミナル行きにでも乗って・・・

というテンパった状況のところに、
メールを見たHさんから電話。
私の全くの土地勘のなさを危険に思ったHさんが、
盛岡駅まで迎えに来てくれた。
そして、帰りも盛岡駅まで送ってくれた。

(ブログを読みながら余裕のある人は、
上記に出てきた土地を地図で調べてみてください。
私の無謀さがよくわかるはずです)

自己嫌悪に陥りながら、マリオス前で、
Hさんの車を待ちつつ読んだ今日の占いには、


「周囲からの評価が微妙に変化する日です。
日頃ルーズにしてきた人には、
悲しみがもたらされる可能性があります。
信用を回復できるような行動をこころがけましょう」


その後、Hさんからの信用を
回復できてるかどうかは、
定かではない。


(そして、それが私にとっての
今日一番のニュースのため、
火おこしその他ネタにたどりつけなかった。
久しぶりの焚き火、楽しかった・・・
紫波もちもち牛のブロック肉、旨かった・・・)

2009年11月15日日曜日

仕分けないでね

18:00より、盛岡劇場(河南公民館)会議室で
いわて演劇通信「感劇地図」編集会議。

出席者は、くらもちさん、浄さん、よんちょさん、
麻湖ちゃん、前川さん、私。の6人。

それにしても、ここ最近の「仕分け人」ってやつ、
こーわいっすよねー。

うちも、個人スポンサー(一口1000円より)からの
ご協力と岩手県演劇協会からの広告費(県内劇団短信掲載)、
企業からの広告費(本紙を印刷している印刷会社さん)
などもありますが、その予算の多くは、
財団法人盛岡市文化振興事業団さんからの、
助成金でなりたっている活動なわけです。
(年間6号の印刷費と発送費がそのほぼ全体を占めてます)

これも、税金なんですよね?

もし、蓮舫議員とかに呼び出しくらって、

「どれくらい市民の利益に貢献できてるんですか?」
「それは、どういう統計データによるものですか?」
「今示してください、今」
「これだけの助成金が本当に必要なんですか?」

なんて責められて、
こちとらディベート技術なんて全くもってない、
こう見えて意外と口は達者じゃない
超東北の民ですから、「あわあわ」言ってるうちに
助成金カットになったら、
泣いちゃうね、きっと。


苦しくって悲しかったら、
コートの中でも涙が出ちゃう。
打たれ弱い文科系女の子だもん。


そんなわけで今日は、
「あと、予算どれくらい残ってる?」
「封筒の印刷って、来年度になってからでいいよね?」
「こないだのメール便の請求書って、まだ来てない?」

などと、妙に経理な話の充実していた会議でした。

お願いです。削減するなら
もっとでかいヤマで勝負してください。
何百万何千万の怪しい支出のところに戦いを挑んでください。
うちなんて、誰も天下って来てませんから!
天下りたくなるような権限もないですから!
個人にお茶代すら支払われてないですから!

てゆーか、委員が執筆してもタダですから!

(依頼原稿・投稿原稿には、通年利用可能な八時の芝居小屋の
公演チケット(八芝が続く限り有効)2枚=2000円相当が
謝礼として支払われます)

そんなことを思いつつ、最近のニュースを眺めています。
ま、あっちは億単位の戦いですけど。
何をもってして「ムダ」なのかっていう判断は、
すごく難しい問題ですねぇ。

「そんなところに税金をまわすくらいなら、
子供たちのためにインフルエンザのワクチンもっと買って」
と言われたときに、どういう反論を、
私たちは示していけるのだろう。

2009年11月7日土曜日

いわゆる、速報。

いろいろ、書こうと思っていたネタはあるのですが、
たった今、盛岡駅前を通り過ぎようと思ったとき、
滝の広場前で、面白いアートパフォーマンスを
している男の子を発見しました。

ナマモノ情報なので、先にこちらをアップしてから
前の日に遡ったネタに戻ろうかと思います。
マスコミ関係にお知り合いのいる方は、
早めに教えてあげてください。
全国行脚中で、月曜には
ここを離れると告知してましたから。

いやー、この季節の盛岡で、路上パフォーマンスで得た
投げ銭だけで全国行脚はキツいでしょう。
まず、野宿はムリね。
ライブさせてくれるお店も探してます、と言ってました。

ちなみに今、ネットで検索したらこの人です。
(よくこれだけの情報でネット検索できたよ、私・・・)
「ユキンコアキラ オフィシャルブログ」 ↓

http://f27.aaa.livedoor.jp/~painterg/top.html

どういうパフォーマンスだったかというと、
クラブDJ用の機材を肩から提げて、
クラブミュージックっぽい曲を流し
(↑ 専門的な用語がわからないけど・・・)、
曲に合わせて踊りながら、
ライブペインティングをしていくというものです。

と、いっても、曲にノリながら描いてる抽象画ではなく、
けっこう具象画に近い絵でした。
私の見たときは、リアルな拳。
踊りながら描いてるのに、かなり丁寧な絵でした。

見ていた女の子たちに、盛岡の繁華街はどの辺か
というようなことを尋ねていたので、
大通りとかにも出没するかもしれません。

見かけたら参観料をね。

別に、一言も会話を交わしたわけでもなく、
ただ、通りすがって見ただけなのですが、
そろそろ冷え込む時間帯で、つい、
母ゴコロになってしまいましたので、なにとぞ。

2009年11月6日金曜日

東京藝大資料に名を残す

今年のもりおか映画祭で、
昨年の「八咫の鏡」に引き続き上映となった、
十文字さんの作品「セジと少年合唱団」を観に、
大通のアートフォーラムへ。

(ちなみに、作品については以下の東京藝大大学院の、
映画専攻第三期生の特設サイトへどうぞ ↓)

http://www.fnm.geidai.ac.jp/geidai3/films.html

教授に、監督の北野武・黒沢清が名を連ね、
修了作品は、渋谷のユーロスペースなどでも
一般上映されるような、
超注目度の高い生徒さんたちの中に、
岩手大学教育学部の芸美(昔で言うとこの“特設美術科”)
から合格したという、前代未聞(?)の快挙を遂げた
十文字香菜子さんが修了制作をした作品である。

作品の場所に選び、撮影をしたのは、
彼女の生まれ育った二戸市。

どんなところにもなぜか引っかかってくる
ワタクシ、さわの。
彼女のことは、おそらく大学一年か
二年生くらいの頃から知ってまして、
今回は、地元で役者をやってるか、
もしくはイメージに合うような地元の人で、
撮影期間中に参加できる人がいないかの相談を受け、
一日だけ、撮影期間中には
炊き出しに参加もしてまいりました。

とはいえ、盛岡で芝居をやっている人というのは、
基本的に他に(バイトとかじゃなく本業で)
仕事を持っている方が多く、
長期間二戸(盛岡から車で1時間半くらい?)
に滞在し、撮影に参加できる人というのは
なかなか現実的には難しいということで、
主役級のメンバーは、東京から連れてきた役者さん、
あとは、地元の一般の方々という事に落ち着いた。

つくづく、もったいない。が、しょうがない。

それに、十文字さんが直接声をかけた
盛岡の役者さんの方が多く、
結局、私が仲介できたのは劇団香港活劇姉妹の、
千葉伴さん(二戸在住)だけであった。
(↑ ほんとは主役に推していたのだけど・・・)

あまり役に立てなくてごめんなさい、十文字さん(涙)。

そんなわけで、罪滅ぼし(?)に、炊き出しにも参加。
それだけしかお役に立ててないにもかかわらず、
十文字さんは数ヶ月前にDVDまで送ってくれた。

というのに、まあ、このブログを長く
ご覧になっている方はお分かりかと思いますが、
ワタクシ、自分のパソコンが壊れてからはずっと、

ネットカフェでブログをアップしております!

ちなみにDVDプレーヤーなぞという文明の利器も
自宅にございません!(いわんやWii、i-podをや)。
テレビは地上波のみです!
(↑ 衛星放送の必然性がわからない私)

そんなわけで、今日が始めての鑑賞。
(いや、大画面で見れるんならその方がいいやと思って)

いろいろツッコミどころの多い状況の中、
久しぶりの十文字さんに会い、

一日だけ炊き出しに参加した二戸の景色を懐かしみ、
盛岡で役者をやった後、平田オリザさん主宰の
東京の劇団青年団に現在所属している
今回のヒロイン中村真生ちゃんのカワユサにしびれ、

盛岡の演劇関係者には心の中で大爆笑な、
(知らない人には心温まるシーンに違いない)
まさやようこさんと、劇団ゼミナールの斉藤弦くん登場と、
ああぁ、これがウワサの・・・という、
伴さんの登場シーンにいちいち関係者的反応。

いやー、面白かった。
と、思ってエンドロールを眺めていると、
スタッフや関係者のずっと最後のほうに、


沢野いずみ


の文字が!!
まさか自分の名前が出てくるとも思わず、
出るとしても
「二戸市の皆さん」みたいな感じの、
ご協力者団体の中の一部に
紛れ込んでるのかと思っていたので、
さすがに動揺。

だって、炊き出しくらいしか
きちんとお役に立ててないのに・・・。

上映後、十文字さんの横で客出しをしていた
映画祭の関係者の作家の斉藤純さんが
にこにこしながら私のところにいらっしゃった。

斉藤  「ねぇ、これは何に関わってたの?」
さわの 「炊き出しです」
斉藤  「はっはっはっ!(大笑い)」
さわの 「いやー、東京藝大に保存される資料の中に、
      私の名前が残されるなんて!!
      あ。それから、伴さんを熱く推薦したのはこの私です」

そこ、ちゃんと言っとかないと、
ほんとに炊き出し協力だけの人になっちゃうからね。

一年ぶりに会う間に、
いきなり子持ちになってる十文字さんは、

十文字 「出産痛くてマジ、ひきましたよー!」

と、全く変わっていなかった。
来年も(映画祭に)呼んで欲しいなぁと言うので、
「今から撮影しないと間に合わないじゃん」
「自分の子供を今から撮ってろ」
「出産シーンは撮ってなかったのか」
と、みんなでやいのやいの言ってきた。

来年の作品(十文字Jr.出演、勝手に確定)が楽しみだ。