2008年12月30日火曜日

今年もありがとうございました。

今年も皆さま、大変お世話になりました。
2008年は、占いによると、

「12年に一度の大モテ期」

らしかったんですが、
どこがじゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!
・・・と、年末に浜ちゃん並みに暴力的な
ツッコミをかまそうかと思っていたのですが、

ふと、一年を振り返るにあたり、
ブックカフェのイベントに声をかけていただいたり、
ホタルウォッチングやどんぐり拾い、
岩泉線ツアーに誘っていただいたり、
誘いに喜んでのっていただいたり、

青森県美やいしがきミュージックフェスに
誘っていただいたり、
結婚を祝う会や、送別会にもお声がけいただいたり、
劇団さんの盛岡公演の地元のお手伝いや、
映画撮影隊の炊き出しの依頼を受けたり、


なんだかんだでかなりモテてたような気がしてきました。


こんなワタクシ如きをお誘いくださった皆さん、
楽しんでいただけたかどうか、
お役に立ててたかどうかはわかりませんが、
企画するときに私のことを思い出していただき
どうもありがとうございました。

で、12年に一度の・・・ってことは・・・

ただ今、非常にワタクシ、
来年は今年の反動で誰からも誘われない
のではないかと、ドキドキしている最中であります!!

12年に一度の大モテ期が、あと一日ちょっとで終わるっ・・・


あああぁぁぁっ!!!!!



えー、なにとぞ、ひとつ、どうか皆さま、
来年もさわのをよろしくね。
でも、一月の企画イベントが終わったら、
少し冬眠しようかなとも思ってます。

つーか、もっと生活費稼がないとな・・・。
あぁ、蟹工船がブームになる時代に生きるとは。

2008年12月23日火曜日

口内炎の理由は

すっかり、ブログに書くきっかけを失ってしまっていたが、
先日、燐光群盛岡公演制作協力と、
「モノ・オペラ 声」稽古、
感劇地図発送作業と会議などなど、
忙しいフリをしていたくせに、合間を縫って
とあるイベントに参加していた。


「盛岡で売られているハンバーガーを
全種類食べつくす集い 第一回」


こう書いた時点でもう、お笑いで言えば
「出オチ」みたいなもんで、
内容について書くことも特に無いのだが、
まあ、そんな事を企画するのは、
桃生くんくらいなものである。

と、いうことでこの企画は、
桃生くんの主宰する情報ML「つれづれ団」企画で、
参加者11名、
集めたハンバーガー35個。
鳥瞰図作家・中田さん宅の6畳一間に11人みっちみち。
とだけは、資料としてここに記しておきたい。

ちなみに、まだモスもロッテリアもケンタも
食べてないのだが(それでも35個!)、
果たして第2回は開催されるのであろうか。

もうすでに男子陣は、後半の
コンビニのテリヤキとチーズバーガー攻勢で
息も絶え絶えだったようだが。

こないだ久しぶりにできた口内炎を、
連日の燐光群さんとの飲み会のせい
だとばかり思っていたが、
こっちだったよ!・・・という事に最近やっと気づいた。

2008年12月22日月曜日

劇作家まみれ

一昨日からの3日間、岩手県民会館大ホールでは、
高校演劇の東北大会が開催された。

青森からは、青森中央高校演劇部が
渡辺源四郎商店のハタサワさん(日本劇作家協会会員)が
同校に書き下ろした
「ともことサマーキャンプ」で大会出場。

それにしても、平日月曜10時開演って!!

そして、予想外のべしゃ雪が積もった今朝。
あと数分の差で、開演に間に合わずに会場入りできず、
同じく遅れてやってきた、こんさん(日本劇作家協会会員である)
と並んで、ロビーのモニター観劇と相成る。無念。

終演後、ロビーで思いっきりへこんでいるところに、
ギリで入場が間に合ったらしい昌弘さん(「声」舞台監督)と、
「俺が今日、ここに来ていることは誰にもヒミツだ」
と言って顔を隠しているくせに、
通りすがる高校演劇部顧問の先生方に、
「あ。どーもー!」
と挨拶しているHタサワさん(←一応、仮名)と会う。

それにしても、岩手での大会でモニター観劇とは。
さわの一生の不覚。

さわの  「・・・全国大会って、次どこですか?」
ハTサワ 「こら!」
Y田先生 「三重です」
さわの  「三重かぁ。さすがに三重には観に行けんなー」
昌弘   「東京の自由劇場っていうテも・・・
       (ここで選ばれた作品が、春に東京で上演される)」
ハタSワ 「こらこら!!」
さわの  「東京かぁ。あ、その後で青森で凱旋公演すれば・・・」
ハタサW 「こらこらこら!!!」

結果どころか講評どころかまだ上演校も残っているのに、
好き勝手なことを言って、夢見る私たち。
(東北大会の13校から全国大会に出場できるのは
たった1校だけの狭き難関)

その後、最後の上演校のいわき総合高校の上演を観たが、
さすが有名な顧問・いしいみちこ先生の高校。
一度作品を観てみたいと思っていたのだが、
噂にたがわずレベルが高くて面白かった。
ふつうに盛劇のタウンホールとかで見てみたい。

残念ながら私はその後に、「モノ・オペラ 声」連動企画の
写真展の打ち合わせとDM校正が六分儀であったため、
講評まで聴いて、大会結果を聞けずに
後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしたのだが、
打ち合わせ中に、見事、青森中央高校演劇部が
最優秀賞受賞とのメールが届く。

すげぇ。
好き勝手なことは言っとくもんだなぁ。

青森凱旋公演(←勝手に決定)には
ゼヒ、足を運びたい所存である。

夜には、東北大会の審査員を3日間されていた、
うさぎ庵の工藤さん(日本劇作家協会理事)
に召集された面々「工藤千夏とゆかいな仲間たち」
による飲み会が、
盛岡のベトナム料理の老舗「トラン」で開催される。

私の右隣にはくらもちさん(やっぱり日本劇作家協会会員)。
会に遅れてやって来た、
めんこいテレビの落合さん情報によると、
落合さんの大学時代の後輩が、
今年の日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞したらしい。

なんか、先日の燐光群盛岡公演で、
坂手さん(日本劇作家協会会長)にお会いしてから、
やたらと劇作家協会員まみれな日々である。

2008年12月21日日曜日

盛岡風お好み焼き

八時の芝居小屋「モノ・オペラ 声」の
稽古が今日は日中だったため、
お昼にごはんを食べに、
くらもちさん、善子と3人で、
八幡町のお好み焼き屋・すずめに向かう。

よく考えたら私は外で
お好み焼きを食べたことがない。
(もんじゃ焼きは浅草で2度食べたことがある)
だいたいは、自宅でフライパンで作る。
(ホットプレートが無いので)

で、明らかに私の作るお好み焼きは、
他の二人と違うことに気がついた。

くらもちさんと善子の二人は、
いわゆるスタンダードな
大阪風お好み焼きを作っている。
ちょっと厚めで、上にかつお節を乗せ、
ソースとマヨネーズをかけるタイプね。

で、私はというと、お好み焼きのタネの、
3分の1くらいの量を、
薄くクレープみたいに鉄板の上に広げ、
両面を焼き、そのまま、
ソースもマヨネーズもかけずに、
クレープ状のまま皿に取り分けて食べていた。
(これを3枚作った)


明らかに、我が道を行っている。


何故だ。
私は基本的に料理はスタンダードで尚且つ、
柔軟性に富んでいる、つもりだ。

目玉焼きはしょう油、フライはソース。
だけどもなかったら別にマヨネーズでも
タルタルソースでもあるもので対応可よ、
別に強いこだわりみたいなものは無いわよ、
おにぎりは三角に握って、のりを巻くわよ、
鍋奉行の指示には素直に従うわよ、みたいな。

なのに何故、お好み焼きだけ、
こんな他人と違うモノを
私は作っているんだ???

そこではたと気づいた。
これは、「昔ながらの盛岡風お好み焼きである」と。

盛岡のお好み焼きは薄焼きタイプである。
今でも、八幡さまのお祭りの屋台は行列だし、
肴町アーケード内にも、
この薄焼き風お好み焼き屋がある。

でも、一般では確かになかなか見かけなくなったなぁ。
(韓国のチヂミの方がメジャーな気がする)
私の他にも誰か、お好み焼きを作るときは、
この「薄焼きタイプ」という人はいないだろうか。
きっとそんな盛岡人とは仲良くなれそうな気がする。

※岩手朝日テレビの番組サイトより、
 うす焼きお好み焼きを扱った回の記事を見つけました。
 ↓

http://www.iat.co.jp/raku/archive/070428/index.html

2008年12月19日金曜日

てくりさんのブログで紹介される

もりげき八時の芝居小屋「モノ・オペラ 声」の稽古に、
「どんぐり拾い友の会(仮)」会員でもある、
てくりスタッフの高橋さんが、昨日、
タルト・タタンのサブレを持って
遊びに来てくれました。
いやっほーい。

そればかりかなんと!
ただ今、てくりさんのブログに
この公演をご紹介いただいてます!!

個人的には、どんな大手の演劇情報サイトでの
情報掲載より心強いご紹介記事です。
(てくりさんも今や、全国的に有名ですもんねー)

そして、私のブログでさえ掲載してない、
「モノ・オペラ 声」のちらしがクリックして拡大で
ご覧いただけるという!
(ごめんね、パソコン音痴で)
ああ、なんて素晴らしい。

まだまだ稽古見学随時募集中です。
特に、演劇ともオペラともまったく関係ない方の、
ご訪問と反応をいただけますと嬉しいです。

もうね、こっちは演ってるうちに
だんだん感覚が麻痺しちゃいますからね。
新鮮な反応プリーズ!

http://www.tekuri.net/

↑ こちらの「ミニコミ誌 てくり」さんのサイトの
「スタッフ日記」の中の、

「12月19日 モノ・オペラ、来月上演。」

をゼヒご覧ください。
高橋さん、ありがとうございました。
また遊びに来てね。

2008年12月14日日曜日

燐光群盛岡公演終了

燐光群盛岡公演「戦争と市民」、
つつがなく終了いたしました。

観に来てくださった皆さま、
お世話になった皆さま、
盛岡にいらっしゃった燐光群の皆々さま、
ほんとうにありがとうございました。

そして制作協力隊の
睦さん、あやぞうさん、カシワギさん、
お手伝いしてくれたいなべくん、
あとでゆっくり飲もうね。

それからアニヤさん、
盛岡に来たら連絡ちょうだいね。
今度はもっとゆっくり飲みましょう。

ほんとは、盛岡劇場メインホールを、
満員御礼(500席強)で皆さまを
お迎えしたいところではありましたが、
(今、盛岡でそんなことが可能な舞台は、
「盛岡文士劇」くらいなものです)

まあ、一階席がいい感じでいっぱいになり、
舞台上から客席をご覧になっていた
キャストの皆さまから、
「たくさん入りましたね!」と
言っていただけたことだし、
及第点ってことにしていただけないっすかね!
30万人地方都市でよく集めましたよ、うん。

今はただ、自分で自分をほめたいと思います。
そのフレーズに敬意を表して、
有森さんと同じく銅メダルって感じですかね。

将来、燐光群さんの舞台で、
メインホールを2階席の最後列まで
満員御礼にした暁には、
坂手さんには、なんかの全国誌か新聞で、
「盛岡は本当にすばらしい街だ」
と、ノーギャラで絶賛宣伝していただきたい
と願っております。
できれば感劇地図にも薄謝で執筆希望。

そして今回の収穫は、なぜか秘密主義な
制作・古元さんの年齢判明ということで。

出演された女優・渡辺美佐子さんのそばについて、
バッグを持ってタクシーまでお見送りする
古元さんの姿を見ていたら、
「有能な執事」役が似合いそうだと、ふと思った。

そんな燐光群さんは、今月末28日まで、
まだまだ全国公演展開中です。
お近くで公演のある方は、ちょっと気にしてみてくださいね。
(九州に私のブログを読んでる人はいないと思いますが)

2008年12月13日土曜日

連日交流会

昨日から燐光群さんが盛岡入りし、
昨日と今日は、連日交流会(飲み会)である。

昨日は、10人程度の少人数の交流会。
燐光群主宰の坂手さんとか、
岩手演劇協会会長の坂田さんとかが目の前にいて、
社長や専務・常務と会食をする新人OLのような気分で、
存在をひっそり消しながら参加する。

そして今日は、公演関係者全員参加の大きな交流会。

なぜ、公演前日に交流会を開催するかというと、
燐光群の皆さんは、本番が終わったら
すぐに舞台を撤収し、その日の新幹線で、
東京に帰るというハードスケジュールのため、
前日の開催となったのである。

こういうプロの演劇人の皆さまと一緒に、
盛岡で交流会を持てる機会など、
そうそうあるものでもないので、
慌てて昨日の夜、坂手さんと坂田さんの目の前の席で
こっそりと(?)友人知人の演劇関係者に、
大量に「参加しませんか?」メールを送信したのだが、
冷静に考えてみればこれって、

「国政選挙の告示を間近に控えた時期に、
大規模な高校の同級会開催の案内が送られてくる」
(↑ 実話)

というシチュエーションによく似ている。
私にチケット売りつけられる・・・
と警戒された方がいましたら、

それは誤解ですから!!

もうね、純粋なキモチで、
いい機会だから
一緒に忘年会もしたかっただけなのよ。
ほんともう、酒の席で気もそぞろな状態で、
大量メールは出すものではない。

そんなこんなで、
若手の盛岡演劇人10数人から
20人弱くらい(←把握してない)
も合わせて総勢50人前後くらい?(おそらく)の、
大規模な飲み会を、黄金の魚で開催。

本気で及び腰モードの稽古帰りのごう君(マーブル局)を
拉致状態で連れて行ったのだが、
帰るときには、「・・・いや、意外と面白かったです」
という感想だったので一安心。

ごう君 「なんか、こういうのに参加するのって初めてなんで、
     もっと少人数で、酒飲みながら真面目に演劇論とか
     議論させられるのかと思ってました・・・」

あー、そういう誤解で来ない人もいたかもねー。

いろいろと、誤解を取り除きたい思いもあるが、
実際のところ私は、
劇団の重鎮・鴨川さんと川中さんの隣で、
シベリア抑留とか、満州とか地域格差とか、
飛行機事故の話とか政治家の話とかしていたので、
座った席次第、ともいえないこともない。
いや、私自身はこういう話題でも
そこそこ対応可能なので、楽しかったんですけど。

それにしても鴨川さんは、
飲み会の初めはすごく不機嫌で、
ものすごく帰りたいオーラを発していたので、
ちょっとドキドキしていたのだが、
会が進むにつれ、
南部藩が山梨から移ってきた藩だとか、
岩手の名の由来の三ツ石神社の伝説とか、
「壬生義士伝」とか、小沢一郎は水沢出身で、
水沢は伊達藩だとか、
もしかしたらそこらへんの岩手県民より
よっぽど岩手について詳しい話を披露してくれた。

もぉう、ほんとは岩手のこと、とっても好きなくせにぃ。

そんな私の横には、
すっかりへべれけ状態の超美人女優さんが、
フェロモンだだモレで
私にしなだれかかり身体に腕を回し、
これが男だったら、

「ホレてまうやろー!!!
 そんなんされたら、ホレてまうやろーーー!!!」
(↑ Wエンジン風)

な環境におかれていたのであった。
やばい。もし私が男だったら
かなり抑制が効かない状況だった。
いやー、ほんとの女優さんって、ほんとに女優さんだ。
(なんのことやら)
うん、なんだかすごい交流会でしたね。

個人的には、色々なタイプの盛岡の演劇人を
もっとたくさん呼びたかったのだが
(前日声掛けだったのでなかなか・・・)、
坂手さんのブログを読んだら、

「かなり大人数の盛岡の関係者との交流会」

と、書かれていて、
「あぁ、“かなり大人数”と思われていたんだ」
と、思った。
そんな坂手さんの自己紹介の言葉は、

「私は、盛岡が日本で一番
演劇が盛んな土地であると、
いろんなところでわりと言ってます!」

であったので、若い盛岡演劇人たちから、
「わりと、って!!」
と、小さくツッコまれていた。

2008年12月11日木曜日

燐光群盛岡公演間近

うーむ。
ネットカフェに来てる割にはブログの更新ができないなぁ。
面白いネタはたくさんあるんだけどなぁ。
あとで更新できればいいなぁ。

パソコンの前にいる割には
ぜんぜん作業がはかどらないのはなぜ?
先日、ネットカフェの受付で、スタッフのおねぇさんに、

「いつもご利用ありがとうございます」

って、言われてしまい、
カフェ難民気分でいっぱいになりました。

そして、そんな個室スペースで先日、
いただいた燐光群さんのDVD「屋根裏」を観てたら、
自分の環境が、臨場感ありすぎでもう!

(「屋根裏」がどんな芝居か知りたい方は、
検索して調べてみてね。
私はうまい具合に舞台写真が見つけられなかったけど、
検索してうまい具合に舞台写真が見つかったら
このキモチ(ネットカフェで「屋根裏」・・・っていう臨場感)
がとってもわかってもらえると思う・・・)

今日は同じく燐光群さんのDVD
「だるまさんがころんだ」
を観てました。
「戦争と市民」の台本は2度さらって、
キモチを作りあげてます。


今、キモチがとっても社会派演劇人です(←ほんとかよ)


あぁっ!!
八芝公演「声」の制作準備が進まないっ!!!
稽古ネタも面白いのにっ!!!!!

さて、そんな(?)燐光群さんの情報が、
岩手ではイロイロなところで目にできます。
ちょこっと、目に留めていただければ幸いです。

********************

12月4日(木) 岩手日報夕刊学芸欄
          「戦争と市民」公演情報記事掲載

12月6日(土) 盛岡タイムス
          「戦争と市民」公演情報記事掲載

12月10日(水) 岩手日報夕刊学芸欄「学芸余聞」
          坂手さん取材記事、写真掲載

12月12日(金) IBCニュースエコー
           坂手さんと渡辺美佐子さん録画出演

12月13日(土) IBC「じゃじゃじゃTV」
           渡辺美佐子さん生出演(10:00くらい)

********************

その他、ラヂオもりおかさん、IBCラジオさん
(もしかしたらエフエム岩手さんも、かも?)
が、告知宣伝にご協力いただいてるそうです。
みなさまどうもありがとうございました。

あと、全国紙では、読売とか朝日とか毎日とかでも、
劇評や渡辺美佐子さんインタビューなどが
載ってるみたいですので、
全国紙をお取りの方は、ここ2週間ばかりの
新聞の演劇記事をさらってみてください。
ネットでも、検索すると劇評がたくさん出てきます。

制作人がナニを言うかと言われそうですが、
ワタクシ、マスコミ情宣といわれるモノが大の苦手で、
むしろ、これまで売れなかったチケットが
新聞やテレビで急激に売り上げが伸びると、

「(おりこみとかの)今までの努力はなんだったんだよ!?」
「結局、日報学芸かよ・・・」(←日報さんスミマセン)

と、敗北感いっぱいで無気力になる(!)タイプなんですが、
(今回のマスコミ情宣活動は、
こちらで情報は適宜差し上げてましたが、
劇団さん自身の努力によるところもかなりを占めてます)

今回はね、市とか県とか文化振興事業団とか、
銀行とかマスコミとか、
大手イベンター主催とかの公演じゃなくて、
(連日のように新聞に広告が載ったり
テレビCMが流れたりするわけでもなく、
受け入れ側が全ての制作を引き受けるのではなく)

燐光群さんが「盛岡に来たい!」っていう情熱のみで、
劇団さんの意思で盛岡に公演にいらして、
(盛岡の他は、大都市ばかりです)
赤字覚悟の破格値チケットを
用意してまで下さってるわけで(盛岡・仙台公演のみです)、

どうか、テレビや新聞やラジオで知ったお客様が、
この芝居を観に来るきっかけとなってくれればいいなぁと、
そんな理由からもちょっと、思う次第であります。

がしかし、中身はほんとに硬派な芝居です。

太平洋戦争時における空襲の記憶の掘り起しとか、
捕鯨問題とか、現代の戦争問題とか、
首長選挙、日本の地方政治の事についてだとか、
中身の濃い、たっぷり2時間半強です。
(モチロン、物語の豊かさもハイクオリティです。
ただのお勉強芝居とは一線を画します
そこは強く言っておきます)。

なので、ふだん芝居を観ない友達にまで無理やり
チケット買ってもらって動員とかじゃなく、
(集客動員って、学徒動員とか「強制」なイメージがね・・・)
この盛岡(岩手)で、本当に
情報が伝わってほしい人、欲している人に、
うまく情報が伝わってくれればいいなぁと思っています。

これを機会に興味をもつ、
っていうことに繋げてくれるのも、
マスコミの大きな力だと思いますし。
んで、マスコミに記事が出てもらえると、
個人的なメールのご案内もし易くてありがたいんですよね。

あぁ、マスコミ情宣に、個人的な想いは乱れつつ・・・。
やっぱ、たくさんお客さんに入って欲しいし・・・。

明日夕方には皆さん、劇場に搬入に来られます。
明々後日には本番です。
6ヵ月半前にお話をいただいて、
メールや電話のやり取りを重ね、
とうとうこの日が来たかぁ・・・と、感慨深いものが。

新聞やテレビでちょっとでも興味を持った方、
ワタクシも当日は、ロビー周りを
ウロウロしてると思いますので、
よかったらいらしてね。

こんな値段で燐光群さんの芝居を
盛岡で観られる事は、
もうないかもしれないですよ。

********************

燐光群盛岡公演「戦争と市民」

作・演出:坂手洋二

日時:2008年12月14日(日)14:00開演
場所:盛岡劇場メインホール

料金:一般前売2700円(当日3000円)、
    大学・専門学校生、65歳以上1700円、
    高校生以下1200円
    (燐光群の公演としてははっきりいって、
     出血大サービスな破格値です。
     ちなみに東京では前売3600円、当日4000円)

プレイガイド:いわてアートサポートセンター、
     プラザおでって、喫茶てあとる、カワトク、
     大通佐々木電気(あと、私も持ってます)

ご予約・お問い合わせ:燐光群/(有)グッドフェローズ
TEL:03-3426-6294
http://www.alles.or.jp/~rinkogun/index.html

********************

2008年12月2日火曜日

制作つぶし

全然、ブログに書いてきてなかったが、
八時の芝居小屋1月「声」の稽古も粛々と行われている。

いや、なんというか稽古日記って
ネタバレさせる加減が難しい。
前にも書いてるが「ストーリーそのもの」は、
事前にオープンにするのは全く構わないのだがそれ以外の、
「それはぁ、見てのお・た・の・し・み♪」
な部分がなかなかねー。

でまあ、稽古してるわけだが、
稽古が進む毎に、主人公の女がどんどん、

「あいたたた」な感じの、ツッコミどころ満載なおねぃさん

・・・という感じになってきている。
いやね、制作としては宣伝の攻め方向として、

ジャン・コクトーの、おされなおフランス戯曲で、
難しいと思われるオペラだってほら、
ユーミンやドリカムっぽいイメージじゃん?
最大公約数的恋愛共感を得て、
ナウなヤングのハートをキャッチよ!(←オール死語)

な感じでいこうかなと模索していたのに、
ことごとく方向転換っすよ!

さわの 「・・・大丈夫なんですか、この方向性は?!
      私たちは今、疲労ピークの深夜の会議な
      テンションになってませんか?!」
くらもち 「だいじょーぶ、だいじょーぶだってばぁ~」
さわの 「なんて情宣(情報宣伝)つぶしな!」

まあ、本番まであと一月半あるので、
これからどう動いていくかもまだ未定ですが、

「うわ、なにそれ、すっげー気になる・・・」

という方は、稽古見学随時募集中なので、
よかったら遊びに来てください。
お知り合いにはそんなご案内メールも
そのうちお出しいたします。

で、さわのの連絡先を知らない方は、
どんな卑怯な手を使ってでもいいので、
さわのの連絡先を手に入れて、
コンタクトを取って下さい。
ここのブログではアドレス公開はしません。
リアル社会mixi(招待制)ですから、うちは。

さて、どういう方向性に情宣の舵を取り直すべきか。
テーマは「あいたたた」と「つっこみどころ満載」
(どんなオペラなんだよ、それは)

ていうか、このメンバーはたぶん自殺未遂どころか、
「大失恋しても、とりあえずメシは食う」
というタイプの集まりのような気がする。