2011年9月22日木曜日

そういえば、part2

今年の
チャグチャグ馬コ、さんさ踊り、舟っこ流し
の3つの盛岡観光イベントで、
全く何の待ち合わせもしていないのに
偶然街でバッタリ会ったpropの那須さんと、
とうとう秋祭りの山車では出会わなかった。無念だ。
(ていうか、今回は出歩かなかったな、私)
次は一月の初詣か裸参りを期待。

あとなんかなかったっけ?お祭りとかって。
クリスマスイブとかどうっすか(←お祭りなのか?)。
しかも偶然って・・・。

そんな那須さんは、内丸にprop roomという、
子どもの美術あそびスペースを作りました。
詳細はこちら(↓)
http://play-prop.com/
そのうち、大人の美術あそびイベントも
企画してほしいなあ。

私が以前にpropワークショップで遊んでる様子は、
過去ブログから気合いで探し出して読んでください。
いくつか参加してますけど、面白いですよ。

そういえば、

「東北・復興week」の企画で
横浜に公演しに行ってる(↓)くらもちさんは、
http://www.e-morioka.com/~kakoo/o/fuku.html
果たして無事に、公演することができそうなのであろうか。
今日明日本番なんだけど。

昨日の台風(公演前日)で首都圏が大変そうな映像を見て、
心配してメールを送ったら、

「ふふふ東京駅で足留めさ」

という返信がきたので、

「きゃー、嵐を呼ぶ男!」

って返信しておきました。
ツイッターだったら「不謹慎な!」と、
炎上するところだったに違いない。
それにしても、すごい台風だったなぁ、昨日。

ためしにひとつ甘えてみる。

岩手県立美術館でやってる
アートのチカラ、いわてのタカラ展
http://www.ima.or.jp/exhibition/2011.html
まだ見に行けてなーい!!

誰か車に乗せてって・・・。今月28日までなの。

フレデリックになるのって難しい

さて、再びブログ書きの日にちがあいておりました。
申し訳ございません。
特に入院していたわけでも、
ツイッターに移行していたわけでもありません。
(人のは読んでるけど)

精神的にちょっと今は厳しいなぁ
という時は、
その気持ちをブログに書いても
読む人が気持ちよくならないなあと
書くのを休むときが多いのですが、
たまには甘えさせてください。
甘え下手な一人っ子です。
どうか私に甘え方を教えてください。

さて、私は父が歳をとってからの娘なので、
父は80歳をとうに過ぎているのですが、
ただ今、重い認知症を患っております。
今はほぼ寝たきりに近い状態です。
最初に気づいて病院に連れて行ってからは
6年くらいでしょうか。
自宅介護って、キツいね。

自分の病気のことであれば、いくらでも
「これ、ネタになるなあ」
と思ってしまうほうで、
人から思われるほど、
書いてるネタに対しては
自分が大変だなあとは思わないし、
どう笑わせてやろうかと思うのですが、
肉親事となると、全く手も足も出ない。

ほんと、もしその気になれば、
ネタの宝庫なわけですよ。
ドリフのコントかよ!
とツッコミたくなるような、
ベタなボケの華麗な数々。
ていうか、志村けんもマネはできないな。

そして、お食事時であれば、
読むのを今すぐお止めください!
というようなビロウな話は尽きません。
書かないけど。

他人から見ればスラップスティックな
ギャグの連続の毎日なのですが、
それが現実であり、毎日おこっていると、
ちょっと精神的にこたえてくるわけです。
それが、ここ数ヶ月くらいのところ特に。

ということで以前に
市の介護認定を受けたけど、
使い方がよくわからなくて
(うちのような母と私と二人いる場合、
何を頼めばいいかわからなくて)
更新をやめてたものをもう一度復活させて、
何か今度は手伝ってもらいたいと
ケアマネージャーさんに自宅に来てもらい、
今日、再度の書類申請手続きをしてもらうために、
話を聞いてもらったのですが、
「こりゃ大変だ!」
とばかりに泡をくって帰っていきました。

うちって、そんな大変な状況だったのね・・・。

そういう日々が続いていたために、
最近、私みたいな人が
心から楽しいと思えるようなものって
一体、何なのだろうということを
ずっと考えていました。
おそらく、こういう環境に
おかれるようになる人って、
これから先、もっと増えていくと思うのですね。
特に岩手なんかはね。

昨年、八時の芝居小屋の
舞台のプロデュースをしたとき、
とてもお世話になった方に
御招待券を送ったところ、
母親の介護をしているため行かれないことと
最近体調を崩し気味である旨の
とても申し訳なさそうな文面の
お詫びのお手紙が届き、
ああ、こういう方にこそ見ていただきたい、
と、切に思いました。

でも、実際自分はどうかというと、
やはり難しいわけですよね。
何がつらいって、あまりに楽しい時間を過ごした後、
自宅に帰った時の、現実とのこの落差!
この落差によけいやられちまったりするわけです。
ああ、なんて私は今、つらいのだろうということに。
そして、実際問題としてやはり、
出歩く制限は確実にあるし。

まあ、かといってテレビの
介護ドキュメンタリーなんか、
身に刺さりすぎて見たくないですが。

求めているのは、被災地なんかでもそうだけど、
やっぱ、「共感」なのかな。
話を聴いてもらったり、お互い話し合って、
「大変だったね」って言われること。

それから、人から求められること。
家で現実と向かい合ってじっとしていると、
本当に世の中から忘れ去られていくような、
誰からも存在を求められていないような
気持ちが芽生えてきます。
介護だけじゃなく、子育てで仕事を辞めて
家にいる人なんかもそうなったりしますね。

ツイッターで繋がることが
これだけ驚異的に広がりを見せたことも、
なんとなくわかる気もします。
逆に私は、この環境下では
かなりのめり込んでしまいそうで
それも、ツイッターに手を染めない
理由のうちのひとつです。

そして、こういう環境下で芝居を打つって、
ものすごく「意味」というものを
逆に考えてしまいます。

わざわざ、その場所にまで赴くエネルギーを、
人からいただくということ。
それはもしかしたらお金よりも
ものすごく、尊いものであるということ。

いやー私は、はちしば1月、
何をやったらいいだろうねぇ。
(↑今頃何を)
ちょっとずつ、ちょっとずつ
進めているところですけどね、こちらは。

ということで今後、
介護にまつわる話も
ここでしていくかもしれません。
もしかしたら、これを
読んでくださっている方の中にも、
「実はうちもね・・・」っていうかたが、
いるかもしれません。
そういう方の身体と気が楽になるような事も
書ければいいなあと思います。

そして、私の友人知人の皆様方。
時々、オフの場で愚痴るときも
あるかもしれませんが、
生暖かい目で、じとっと見守って
くださいませぬでしょうか。
(もうすでに知ってる人は知ってますけど)

あー、あとね、
「さわのさん、大変そうだから声かけんのやめとこ」
って思わないでね。
それは、さみしーのぉぉぉ!!!
もしかしたら行けないかもしれないけど、
お試しで、声はこれまでどおりにかけて下さい。
お願い。さびしんぼうなの。

そんなわけで、これから、
介護界の炭鉱のカナリアでもあり、
できれば、光の射す方向を見つけたカナリア
にもなりたいなと思う、今日この頃です。
ちょっとヘタレですけども。