2010年11月30日火曜日

あなたは異性に結婚対象として見られている?

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元気で前向きなあなたは、一緒にいて楽しい相手。
いつも周囲に人が集まっているみんなの人気者
という印象を抱かれます。

しかし、結婚相手として見られているかというと
話は別のよう。

側にいると盛り上がることに間違いありませんが、
あまりのリーダーシップにひとりでも平気そうと
思われてしまうのです。(後略)

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周囲に人が集まっているみんなの人気者は、
こんなところでブログ書いてませんから!
宅飲みとかしてませんから!
基本的に夜は毎日家にいますから!(←お金もないし)

あとは地味にリアルだ。

私はどこで人生を間違ってしまったのだろう。
・・・と、ここでちょっと弱さをみせてみる。

2010年11月26日金曜日

プレゼントのかわりに

医大心腎内科定期外来日。

心腎内科の外来は、システムがいいので、
定期外来の私は、最近はもう受付から会計終了まで、
一時間なんてかからずに(早いときは40分くらいかなぁ?)
終わるようなスピードなのだが、
今日、採血のために中の処置室に呼ばれたとき、
看護師さんに、とても申し訳なさそうに言われた。

看護師 「ごめんなさい、さっきA孫子先生が急患で呼ばれて、
     センターにいったん戻ってて、診察が遅れてるのよー」

外来担当の先生が、
急患のために診察から席を外すなんて、
長い受診経験だが、心腎内科ではこれまであまりない。
(数年前に婦人科に急患で行ったときは、
外来の先生が救急センターに呼ばれてきたと言っていた)
そんなに今、お医者さん少ないんだなぁ~。


看護師 「さわのさんが最後で、11番目なの」


まあ、こっちは待つのは全くかまわないんですけど、
急患(心腎内科で急患てことは、おそらく死にそうな人)
の処置をして戻ってきて、
11人の外来対応ってすごくない?!
人数もだけど、精神的にきついよなー。
しかもA孫子先生の外来は、巷で言われるような
3分診療ってわけでもないしね。

昔は長時間待ちなんていつもの事だったんで、
むしろ最近の、待ち時間が短すぎて本が読めない
という状況が物足りない私は
(↑ 急患で行ってるわけではないんで)、
久しぶりに黙々と、中途にしていた本を一冊、
読み終え・・・・・そうなところで呼ばれた。

さわの 「あとちょっとで一冊本が読み終わるところでした」
A孫子 「いやー、今日は申し訳ない」
さわの 「いや、むしろあとちょっと遅ければ読み終えたのに!」


外来慣れ患者、余裕の発言。


さわの 「今日はお疲れさまでした。やっと終わりですね」
A孫子 「いや、まだいるよ」
さわの 「えっ、さっき私で最後って聞いたんですけど」
A孫子 「まだあと3人残ってる」
さわの 「・・・ほんと、お疲れさまです・・・」

この時点で受付から2時間経過。
それなのに、「次の予約は4週間後だと24日」と言われ、


さわの 「えー、クリスマスイブに会うのが先生~?」


などとぶつぶつ言ってごめんなさい。
結局、すでにクリスマスイブの予約が混んでるそうで、
日にち変えたんですけど。
それにしても、クリスマスイブに病院が混むってどういうこと?


みんな、もしかしてさびしんぼう?(←私も含む)


キモチとしては、クリスマスプレゼントの一つも
お贈りしたいところではありますが、
それよりも、お医者さん一人増員された方が、
よっぽど先生にはクリスマスプレゼントに違いない。

外来担当から名前の消えたお医者さんたちはいったい、
どこにいっちゃったんだろうなぁ。
私がこれまでにお世話になっている先生たちは、
けっこう残ってはいるほうだとは思うが、
それでもちょっとずつ、ちょっとずついなくなっている。
かといって、新しい名前が増えているようにも見えない。

何をどうすれば、お医者さんたちは
地方の医大に来て(残って)くれるのかなぁ。

さっぱり見当のつかない私には、
こうして、ちらりと垣間見た
身近な先生の忙しさを書き記す事しか今、
できることが思いつかない。

2010年11月24日水曜日

説破!

先日、坊主(←短髪という意味での)好きな
てくりの木村さんに、
『坊主DAYS』(杜康潤/著、ウィングス・コミックス・デラックス)
http://www.shinshokan.com/comic/tameshiyomi/67086-2/index.html

という、若くして亡くなった父親の跡を継ぎ、
20代で僧侶になったお兄さんに取材して、
仏教と僧侶などなどを題材にした
ホンモノの坊主(?)なエッセイコミックを貸したら、
数日後、木村さんが私に訊いてきた。


木村  「さわのさん、禅問答って見たことある?」


普通の人は、ないと思います。

木村  「えええぇぇ~、無いのぉ!? あとでDVD貸すから!」

どんだけ守備範囲広いんだ、木村さん。
ていうか、禅問答のDVDって、何だ?

さわの 「何でしたっけ? さむそん、せっぱ?」
木村  「そもさん、せっぱ!(←速攻ツッコミ) もう!!」
さわの 「だって私、ミッションスクール出身だし~(泣)
     (だからってキリスト教に詳しいわけではないけど)」

いやいやいや、
この会話ができるアラフォー女子ってだけでも、
そうそういないと思いますよ、木村さん。
普通は、せめてパワースポット情報とかですから。
おかしいから、相手に求める一般教養の基準が!

そんな木村さんと、
岩井沢工務所の由美子さんと三人並んで、
ヨーグルトのお酒や豆乳のお酒を飲みながら、

「あまくておーいーしぃー」
「お酒じゃないみたーい」
「うっかり、何杯でも飲めちゃうかもー」
「いけなーい。酔っちゃうかもー」
「顔、赤くなってるぅー」

と、即席女子飲みごっこをしていたら、
横で見ていたcartaご主人に、


carta 「三人にそういうキャラは求めてないですから」


と、冷静につっこまれた。
その後、この北東北生まれ三人女子は、
「調味料に砂糖はいらない」とか、
「肉には塩コショウだけでじゅうぶん」、
「フライにもしょう油」という話になり、
木村さんはひと言、


木村  「究極の酒のつまみは、やっぱ「塩」だね」


と言っていた。
こうして、おされ盛岡ミニコミ誌のイメージを持つ、
熱心な「てくり読者」の皆さんに大きなショックを
与えるような事ばかりブログで暴露している私は、
そろそろ木村さんに蹴りを入れられる覚悟が必要だ。

2010年11月21日日曜日

徒歩イマジン

13:30から盛岡市文化振興事業団主催事業の
「ハッピータンゴアワー」(小松亮太等出演)に、
劇団燐光群・盛岡公演のちらし折込で、
駅裏の市民文化ホール大ホールへ。
900部超の折り込み作業。
(いいなぁ・・・バンドネオン聴きたかった・・・)

ついでに折り込み帰りは、行きそびれてしまってた
県立美術館(本宮)の「百瀬寿 展」(23日終了)
に寄っていこうと予定する。

会場では、久しぶりに事業団の
S美さんにお会いできたので
近況や挨拶もそこそこに、ダメモトで、

さわの 「まさか、百瀬さんのタダ券なんて
     持ってたりなんかしませんよねぇ。はっはっは。
     (もう明後日会期終了だもんなー)」
S美   「あるよ」


なんですと?!


S美   「昨日、百瀬さんに会ったとき招待券もらったの。
     俺、もう3回行ってるから、あげるよ」

さすが、盛岡の美術事業のエライ人!

ビバ、事業団副主幹!

いやー、何でも試しに聞いてみるもんだなぁ。
「言ってくれればいいのに」って、そんな、
用もないのに事務室行って副主幹呼びつけて、
「美術展のタダ券欲しいなー」って、
言える訳ないじゃないっすか。
(↑ 人に甘え下手な一人っ子)
でも、「タダ券欲しいな」は言えないけど、


「仕事やめて金無くなると、
美術展の入場料って高いっすよねー」

「こないだの「北斎展」も悩んだんですけどー。
ま。ちゃんと来ましたけどね(←恩着せがましい)」


てなことを、事業団副主幹にへらへら語る強心臓の私。

でも、公的助成事業
(美術にしろ、音楽にしろ、演劇にしろ)で、
「失業者割引」とか「非正規雇用割引」とか
あると嬉しいなー、このご時世。

歌舞伎とかオペラとかオーケストラを
観に来れるようなセレブなシルバー(65歳以上)より、
もしかしたらこちらを支援する必要があるかも。
(受付で何を提示すればいいか悩むけど)

ということで、ありがとうございましたS美さん。
今日は、時給800円(入場料)の仕事をした気持ちです。
(1時間も働いてないけど)

S美   「今日は何でここまで来たの?」
さわの 「徒歩です!」
S美   「えっ、どうやって県美に行くの?」
さわの 「もちろん、徒歩です!」
S美   「えええぇぇぇぇーーー!?」
さわの 「いやそんな、ここから直線で20分程度だし」
S美   「中国の奥地の人の暮らしみたいだな・・・」

800円の美術展チケットを、ひれ伏すくらいありがたがる
つつましい庶民は、こんな生活を送っておるのですよ。
(ていうか、これが当たり前で
何とも思ってないだけなんだけど)

県美の「百瀬寿展」は各方面より、
どうも入場者数に伸び悩んでいるらしい
と聞いていたが、
私の行ったときは、会期終了近くの、
日曜午後ということもあり、
20~30代のカップルや親子連れが多く、
いい感じの入り具合だった。

いやー、そんなねぇ、こういう展覧会と、
「ミュシャ展」や「蜷川美花展」の入場者数を、
同じ土俵で語って評価してたら、
民間企業主催の確実安定売れ筋美術展
みたいなのしか今後、
できなくなっちゃうじゃないですか。
(ま、それはそれで見たいっちゃー見たいけど。
宮崎駿展とかみたいなのも)。
どうにか、県美にはふんばって欲しいなぁ。

もう23日終了な企画展の話でアレなんですけど、
この「百瀬寿展」、確かに今日の客層な、

「デートに美術展」

てのに向いてましたよ、殿方のみなさま。
現代美術のことは全くわかんなくても、
見ればまず、素直に作品がきれいだし、
百瀬さんの作品は、
アイーナやおでってにも飾られてて、
地元民には身近だし。
夕暮れ時になると、ロビーのとこの
青いライトがロマンチックだしねー。
なんつーかこう、往年の(?)デートのお誘い向き。
イメージとしては、

マスオ 「今日、アナゴくんから美術展のチケットもらったんだよ。
     どうだい、サザエ? 今度の日曜行かないかい?」
サザエ 「まあ素敵ね、マスオさーん!結婚前を思い出すわぁ。
     じゃあ、タラちゃんは母さんにちょっとお願いしようかしら」

みたいな(←サザエさんかい!)

行かなかった人惜しかったね、23日終了で。
ま、そんな事を言ってる私は
このタンゴリサイタル→美術展という、
王道のデートコースを
徒歩で一人で来たんだけどね!
(しかもタンゴは聴いてないし)

その後、てくりの木村さんから
「借りてたマンガ、ひめくりに預けておくので、
都合のいいときに受け取りにきてね」
というメールを昼にもらっていたので
県美(本宮)からひめくり(紺屋町)まで、


徒歩。
(さすがに自分でも、今日はすごいと思った)


♪ イマ~ジン ケンビ トゥー コンヤチョウ~
  イッツ イーズィー イフ ユー トラ~イ ♪

いや、最初はそんなに歩くつもりではなかったんだけど、
(ひめくりも、明日行こうと思ってたんだけど)
不来方橋まで来たら、なんだか行けそうな気がして。

今日、公会堂でのワークショップを終え、
お店に立ち寄ったpropの那須さんに
(ちなみに、27日(土)もワークショップありますよ。↓
http://play-prop.petit.cc/
そんな話をしたら、
「さわのさん、エムズエクスポ(みたけ)まで
徒歩で行けるんじゃないですか」
(前に、エムズエクスポ行ってみたいけど、
さすがに徒歩では行けないという話をしていた)
と言われた。

うん。たぶん行ける。
おそらく行ける。
確実に行ける。
問題は、


帰ってこれない(帰りの体力が無い)。


ということなのだね。
登山で言えば、頂上まで猛烈なスピードで登って、
帰りの体力を温存してなくて、
遭難するタイプだね(←冷静な自己評価)。
だって、ひめくりから県美まで徒歩で戻れ
って言われたら意識失う。

姉さん、そして冬がやってきます(←なぜか「ホテル」風)。

次の県美企画展「ハンス・コパー展」は、
果たして私はちゃんと行ける
(ていうか、帰ってこれる)でしょうか。

2010年11月18日木曜日

金のかからないシンデレラ

10:30から、てくり最新号発送作業のお手伝い
in木村さん事務所。
http://www.tekuri.net/

大体の目処がついてお昼休憩になったところで、
mipoさんのお店「ひめくり」の
明日の開店準備のお手伝いin紺屋町。
http://himekurimorioka.blog76.fc2.com/

夜は、お店にやってきた木村さんと合流して、
18:00受付19:00スタートの、
東家本店のリニューアルオープン記念の、
小泉誠さんのわんこトークイベント(てんぷらそば付き!)
を聴きにin葺手町(中ノ橋通)へ。
http://mblog.excite.co.jp/user/iwaizawa/entry/detail/?id=15010494

発送作業のお手伝いをしたり、
お店のお手伝いをしたりして、つくづく私は、
こういう「裏方」的な作業が好きだと思った。

(お店のディスプレイには一切ノータッチ。
すあまの袋のシール貼りとかフライヤー折りとか、
空きダンボールを潰して重ねてまとめるとか、
シールに値段書き込みとかの、
地味な作業を黙々としていた)。

発送作業は感劇地図でやってることに近いし、
お店の準備お手伝いは、
演劇公演の初日前の受付作業に似ている。
オープン前の浮き足立った感じも、
演劇公演本番前に通じるものがある。

色々、恐縮されたりありがたがられたりしていたのだが、
個人的には、頼まれたお手伝いというより、
その空気に触れていることが、とっても楽しかった。

でもって小泉誠さんのトークイベント前の、
Holzさん企画のクイズ「キキキ(利き樹)」で、
会場で会った5、6人の友だちの女の子たちと
きゃーきゃー笑いながらクイズに答えを書き込み、
「わんこトーク」を十分に楽しんで帰る道すがら、

馬車がかぼちゃに戻り、
従者がネズミに戻り、
ドレスがボロ布に戻っていったシンデレラは、
こんな気持ちなのかもしれないと思いながら
家の玄関を開けた。

私にはお城の舞踏会はいらない。
イベントひとつ、
お手伝いさせてもらえばそれで十分幸せだ。

2010年11月13日土曜日

今年も燐光群がやって来る 2010

今年も、東京の劇団、燐光群さんの盛岡公演の、
制作協力をしております。12月10日(金)19:00開演、
岩手県民会館中ホールです。
皆さん、どうぞよろしくね。私もチケット持ってます。

私の力でお安くすることはできませんが、
元々が、燐光群さんのご好意で、
盛岡のチケットは東京よりぐっと安く設定されています。
ちなみに今年は、アノ


「竹下景子」さん


が、やって来ます。
「竹下景子さんに5000点」はいらないので、
「竹下景子さんに3500円」のチケット代をよろしく。
(ペア券だとなんと6000円(一人3000円)!
大学生と65歳以上なんてまあなんと、2000円!)
燐光群さんのサイトによる、盛岡公演情報はこちら。↓

http://www.alles.or.jp/~rinkogun/3min_morioka.html

いやー、お手伝いをして3年目。
やっと宣伝しやすいちらしが届いたよ(涙)。
ちらしのダウンロードもできるみたいなので、
よろしければごらんください。

ということで14:00より、
いわてアートサポートセンターロビーにおいて
盛岡制作協力スタッフによる制作会議という名の
まったり座談会が行われ、

羽根のない扇風機って、どんなつくりなの?とか、
盛岡劇場のそばに、おばちゃんだらけのカフェが
できあがったらしいとか、
ホットケーキミックスで、
「なんちゃってバームクーヘン」
が作れるという情報を色々入手。
(↑カシワギさん、これ、やってみたよ!面白かった。
  バームクーヘンかと言われると悩むけど(笑))


と書くと、ほんとにゆるいな。

燐光群制作の古元さん、
私たち、一応ちゃんとやることはやってるから!


通常、よっぽどの人気公演でもない限り、
県外の演劇公演のチケットなんて、
公演3日前位からしか動かないのに、
今年はどうやら、公演4週間前にして、
すでに去年の入場者数くらいは
売れてる(予約も含)らしいという目処がつき、
メンバー一同、大いにテンションが上がる。

ま、そうはいっても今回のホールは、
昨年までの盛岡劇場メインホールの
1.5倍のキャパなんで、相当頑張んなきゃない
のは変わらないんですけど。

そして、6月1日の、盛岡劇場メインホールの
予約調整会議で、ホールが取れなかったのは私のせい。
(制作の古元さんがどうしても盛岡に来られなくて
代理で私が予約申し込みをしたら
他に2団体と同日に競合して、くじ引きで負けた)

でもって去年はつくづく、
ほんっっとうにチケットが
めちゃくちゃ売れなかった・・・(遠い目)。


今年は風邪をひいたら、あなたの風邪に
狙いを決めてくれる風邪薬じゃなく、
早めのパブロンにしようと、心に誓う。


でもね、この日の打ち合わせでも
話題になったんですけど、
盛岡のお客さんって、


「なんか知ってる有名人が出てれば、どんな芝居でも観る」


っていう感じじゃないですね。
こてこての商業演劇とかはあまり売れないっぽいです。
でも意外と、小難しい系芝居が完売したり。
「演技に定評のある」+「尚且つ超有名人」+
「ちょっとスノッブ向け芝居」もしくは「コアな層は知ってる」
的なところが、ツボかも。

緒形拳の一人芝居とか、
中村雅俊主演のkokami@networkとか、
柄本明の「煙草の害について」(原作・チェーホフ)も
けっこうお客さん入ってたような記憶が。
渡辺美佐子一人芝居「化粧」(作・井上ひさし)も。
あと、ナイロン100℃も売れるの早かったなー。
ナイロン100℃なんて、
小劇場演劇に詳しくなきゃ、知らない人も多いのに。

こういうところがなんか、盛岡の人の
「文化的なものには、うちらちょっと、うるさいから」
というプライドが見え隠れしている気がする。
(でも、あんまり難しすぎたり、通向けすぎだとひかれる)

ということで、今回はけっこう盛岡の客層のツボかなと。

あ、それから、ポスターが10枚くらい
残ってる(予定な)んですが、
竹下景子さんが大写しのポスターです。
(実物は、上記の燐光群サイトでご確認を)

うちのお店に張っていいよとか、
お父さんがファンなので欲しいとか、
(↑ その代り、公演前日までは
  どっか人通りのあるとこに張ってくれることが条件)
ご協力いただける方、沢野もしくは、
お近くの盛岡制作協力までご一報を。
(劇団ゼミナールの睦さん、香港活劇姉妹のあやぞうさん、
柏木さん、劇団コトナコナタのいなべくん、沢野の5人です)

ところで、古元さーん。
今年は台本が届いてないなあ(←催促)。

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劇団燐光群 盛岡公演
「3分間の女の一生」

作・演出:坂手洋二

岩手県民会館中ホール
12月10日(金)19:00開演

すべてのシーンが3分間!

3分間は私の宿命
3分間は私の幸福
3分間は私のキーワード

楽しい時間の牢獄。天国から地獄まで、息を止めて待ちましょう!

【全席自由】
前売3500円、ペア6000円(前売・予約のみ)
当日4000円
大学・専門学校生/シニア(65歳以上)2000円
高校生以下1200円

【前売取り扱い】
岩手県民会館プレイガイド
いわてアートサポートセンター
カワトク、プラザおでって、喫茶てあとる(盛岡劇場内)

※その他詳細は、上記アドレスまで

********************

2010年11月11日木曜日

「ひめくり」openは、11月19日です。

今日は11月11日。
ということで、つれづれ団によると
「ボーダー&ストライプの日」らしい。

今日一日は、「しましまの服」を着るようにという、
つれづれ団代表の桃生くんからのML指令により、
素直にしましまの服を着て、
とあるお店の開店準備のお手伝いに。

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「shop + space ひめくり」

盛岡市紺屋町4-8
11月19日(金)open

10:30~19:30(木曜定休)
※中津川沿い・「深沢紅子野の花美術館」の隣
 駐車場は近隣駐車場をご利用ください。

http://himekurimorioka.blog76.fc2.com/

********************

ということで、上記ブログのどこかに、
私の「しましま」姿が写ってます、桃生くん。
写真送ってないけど
(ちなみに、団員のしましまな日の写真はこちら↓)。
http://tsurezuredan.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/1111.html

なお、ブログには服までは写ってないけど、
同じくつれづれ団員の由美子さんも着てました。
(ていうか、このことを知らないのに
どこかしらにしましま装着な人々多数なこの日でした)。

ちなみに、岩手ではメジャーな11月11日といえば、
「鮭の日」(魚 + 十一 + 十一 = 鮭)
です。
鮭、食べそびれたなー、今日。

あ。話がズレていく。

この「ひめくり」というお店は、
盛岡のミニコミ誌「てくり」を発行している、
「まちの編集室」さんがプロデュースするお店です。

これまでに「てくり」や「te no te」に掲載されたものや、
「てくり」バックナンバーも販売するようです。
あと、ギャラリーやイベントスペースとしても
活用されていくのだそうです。
開店記念品は「すあま」らしい。

なお、店長のmipoさんは、
私と一緒に公会堂のpropワークショップに行って、
「9月のイメージは“すみれSeptember Love”」
って、私に訴えていた人です(↓)。
http://morioka-zsk.blogspot.com/2010_09_01_archive.html#2920882694407576899

あと、この日に「てくり」最新号が発売されるそうなので、
(一般発売は20日から)
いち早くてくり最新号を手に入れたい方も、
お店にどうぞ。
IBCの大塚アナウンサーとかが載ってるはずです。

そんなわけで今日は、「ペンキ塗り」に
声が掛かって行ったんですが、
一日中、窓ガラス拭きや、
洗面所等の水回りをきれいにしていました。


お店にいらした皆さま方、
「ひめくり」の窓をキレイにみがいたのは、この私です!
(次の日どしゃぶりの雨だったけどね!)


木村  「さわのさん、お店にぜったい来てね!」
さわの 「(ていうか、前日もお手伝いに来るし・・・)」
木村  「さわのさんでも来るような、
     敷居の低いお店のイメージにしたいから」


ああ、オシャレの川下在住担当ですからね、私。


ということで、こんな私も出入りする予定です、
お気軽に遊びにいらしてください。
(↑ という宣伝文句が売りになるのか定かではないが。
  いやむしろ、マイナスイメージにならないか)

2010年11月8日月曜日

「UNDERGROUND」

夏に、写真のグループ展を見に行った時、
宍戸くんと黒澤さんに、オススメを受けていた、
鈴木一真くんの写真展を見てきた。

********************

村上一真写真展「UNDERGROUND」

会期:2010年10月26日(木)~11月13日(土)
    9:00~19:00(入場無料)

会場:photo plus(盛岡市本町通1-7-8)
    ※元の田口カメラ

********************

ほんとは、その時のすぐ後に開催された、
稲荷町のSoLUNAの写真展を勧められたのだが、
機会を逃してしまっていたのである。

なので、名前は憶えていたので、
DMを見て、ちょっと気になっていた。
本人には直接会ったことはないのだが、
盛岡大の学生さん(来年就活)らしい。

会場でまず面白いと思ったのが、
この写真展の作品は、ある大きな公募に出して、
最終選考で落選した作品群であるとのこと。

その、主催団体からの不採用通知の紙と、
同封の審査員2名の短い(1、2行の)
講評も、挨拶文に説明して隣に展示している。

おそらく、5、6枚くらい展示されただけでは
私はピンとこなかったかもしれないが、
壁いっぱいに数十枚もぎっしりと張られた、
モノクロの作品群が妙に心地よかった。

なんというかこう、変に気取ったり、
きれいな写真撮ってやろうみたいな作為とかがなくて、
とにかく俺は今、表現がしたくてしたくて
たまんないんだーーー!!!
という思いが不器用に噴出してるような感じ。

作品的な良し悪しというのはわからないが、
ちょっと心の中で「いいねぇ。」と、
にやりとしたくなる作品群だった。

テーブルの上に置かれた、来場者の感想ノートも、
珍しくずいぶんと内容が充実していた。

最近は、人から「これ、いいよ」と、
若い子たちの作品を教えてもらう事も多くなったが、
逆に、本人と直接知り合う事は
あまりなくなってしまった。
どんな学生さんなんだろうなぁ。

ま、例え会えたとしても、
感想求められてもとっさにいい表現ができない、
気の利かない人見知りなんですけど。
(すいません、そんなわけで
ノートに感想は残してきてないんですが)

私が作品(写真にしろ、芝居にしろ、美術にしろetc)
を見るときの、自分の中の評価軸は、
もしかしたら、


「この作品を作った人に興味がある」


と思う強さが有るかないかな気がする、と、
これまでに見てきた様々な展示やイベントを
振り返ってみて、ふと、思った。

2010年11月4日木曜日

母の好みのアイドルは

うちの母は、世代的には石原裕次郎だとか
美空ひばりだとかがアイドルだった世代なのだが、
そういうことに一切興味を持たないで
生きてきた人である。
石原裕次郎、ものすごい人気じゃなかったの?と訊くと、

「不良臭くて好きじゃなかった」

と言っていた。
大江健三郎も同い年なのだが、
彼が大学時代に書いた小説を読んでも、
どうしても母と同い年とは思えなかったものである。

大江健三郎の小説に出てくる若者たちは、
ジャギュア(←ジャガーのこと)を乗り回し、
猫に「ジブラルタル」とかいう名前を付けている。
ありえない昭和9年生まれ。

ま、そこまではいかなくても、
ワイドショーなどで母くらいの世代の女性が、
アニマル柄のブラウスを着て、
「デートするならマツジュンがええわー」とか、
「(氷川)きよしくんかわいいわー」
などとテレビカメラに向かって
嬉々としてしゃべっているのを見るにつけ、
「うちの母には絶対ない成分だな」
と、しみじみ思う。

うちの母は、まさしく「北東北の田舎のばあさん」
といった風情の人なのである。
アイドルとか、スポーツ選手とか、
イケメンとか、カッコイイとか、人気があるとか、
そういう人たちにまったく無頓着である。

おそらく私の母の目の前には、
福山雅治を連れてくるより、
5きげんテレビの平井アナウンサーを
連れてくるほうがよっぽど喜ばれると思う。
つるべやさだまさしなんぞ連れてきたら、
狂喜乱舞だ。

ある日、そんな母の口から
「(SMAPの)クサナギくんが」
という言葉が出てきたときは心底驚いた。
さすが、天下の国民的アイドルグループの認知度。
(しかも、キムタクじゃないところがシブい)。

と、思い始めたあたりから、
TOKIOはダッシュ村で農業をし出し、
「こくぶんくん」
の名前まで覚えはじめた。
(国分くんの場合は、ケンタロウと料理してたり、
ナイナイとゴチバトルしてたりするので覚えたようだ
松岡くんや長瀬くんの顔と名前が一致してるかは不明)。

ちなみに、母の中ではTOKIOはあくまで、
「テレビ番組で農業している、
とても感じのいい男の子たち」
であり、アイドルという認識はない。
(「この人たちは、
ジャニーズ事務所のアイドルなんだよ」
と教えたら、ひどく驚いていた)

すげぇ、ジャニーズ事務所のバラエティ番組戦略。

そんなことを思う今日この頃だったのであるが、
今日、なんかで番組に嵐が出演していて、
母がテレビの前を通りすがる瞬間、
ものすごくふつーに、


「・・・あ。相葉くん」


と言ったのを耳にしたときには驚愕した。
お母さん、相葉くん知ってんの?!
「嵐のメンバー5人を全員フルネームで答えろ」
という問題が出たら、私はおそらく、
最後に名前が出てくるであろう相葉くんを、
うちの母は、顔と名前が一致しているなんて!
おそるべし、「志村どうぶつ園」。

おそらくうちの母は、福山雅治も小栗旬も、
向井理も水嶋ヒロも玉木宏も
竹野内豊も妻夫木聡も、
よくわかっちゃあいないと思う。
(実は私も今、誰がいたっけ?と思って
ここに書く前に人気男優ランキングを検索した)

がしかし、ちらっとテレビに映った
相葉くんは認識しているのである。
おそるべし、ジャニーズ事務所の
全面方位な審美眼。


ていうかまあ、なんだかんだいってテレビはよく見てるね。


中居くんは、「テレビに出てるのに、
いつも帽子を被っているのがだらしがない」そうで、
(母よ、それは今の人たちのファッションなんだよ)

オードリーの春日は、
「いつも不自然にいばった格好をしているのが嫌い」らしい。
(母よ、それはキャラ作りと呼ばれているものなのだよ)。

ダウンタウンの浜ちゃんは、
「いつも人の頭を叩いていて乱暴で嫌」なのだそうだ。
(母よ、それはあの人のお仕事なんだよ)。

そんなうちの母が今、一番心配しているのは、
最近テレビに出なくなったナイナイ・岡村の病状。

あと、戦場カメラマンの渡部陽一がテレビに出てると、
どんな番組でもとりあえず喜んで、見る。

私にとって、どんなリサーチや視聴率よりリアルな、
今年喜寿の人におけるテレビ観。