2009年2月22日日曜日

ちょっと宣伝ぽくてすみません

感劇地図122号発送作業&編集会議@盛岡劇場(河南公民館)会議室。
今日は、くらもちさんと、浄さん、いなべ君、私の4人。
(※ちなみに、岩手演劇通信「感劇地図」のHPはこちら ↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/1540/index.html

ナニが素晴らしいってですね、
今年度の感劇地図、6号発行計画のうち、
5号まで発送にこぎつけたんですよ!
(執筆者の皆さま、あと数日で届くと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします)
今年度末までにあと一号残すのみですよ!

いつも胃の痛い思いをさせている、
事業団のM浦さん、やりましたよ!
今年は年度末に「月刊 感劇地図」に
なりませんでしたよ、もりげきのH部さん!


私たち、やればできる子なんです。


・・・って、余裕かましてると年度越しちゃうんですけどね。
まだまだ油断はできませぬ。
(あ。よくよく考えたら2月と3月で月刊だ)

今回発送した122号には、
岩手朝日テレビの登田アナウンサーに、
トラブルカフェシアターの「小津の國の妖術師」の
劇評を書いていただきました。

時々、IBCの土村萌アナウンサーに
書いてもらったはちしば劇評が載ってたり、
盛岡文士劇出演体験記を
めんこいTVの玉井アナウンサーに書いてもらってたり、
なかなか油断ならない劇評紙です(←自画自賛)。

演劇関係者的に「おぉ!」と
思ってもらえるのは、最近では、
東京のホール、王子小劇場代表の玉山悟さんや、
東京の劇団、青年団の角舘玲奈ちゃんに、
寄稿していただいたこともあります。
(どちらも高校時代まで岩手で演劇してました)

盛岡絶賛系的有名人としては、
登場回数の多い鳥瞰図作家の中田さんに、
今回、マーブル局の劇評を書いてもらっています。

以前には、相馬弁研究所の影武者所長にも、
寄稿していただいてます
(大学時代に盛岡で芝居してたんです)。
あと、美術家のはまさんには、
劇団ゼミナールの劇評をイラストで描いてもらったりとか。

盛岡絶賛系 沢野日記の読者的には、
なかなか身近な名前の人たちが、
ときどきこっそり(?)載っていたりしますので、
よろしければ是非、お手にとっていただければと。

本紙は無料で、盛岡劇場、盛岡市民文化ホール、
キャラホール、いわてアートサポートセンターで、
手にすることができます。
最近は、私の個人的繋がりでcartaさんにも、
数部置かせていただいたりもしてます。
(↑ ありがとうございます。最新号も近いうちにお届けします)

などと、宣伝的な事をイロイロ書きつつ、
来年度はいくら助成してもらえるかなー。
こういうご時勢なので、助成金削減対象は重々覚悟しつつ、
スポンサー資金で大元が成立できる媒体になれれば、
ほんとはいいんですけどねぇとも思いつつ、
いつ、事業が削減されるかドキドキなここ最近の世相です。

ちなみに、感劇地図のスポンサー制度は、
1口1000円を2口以上振り込んでくださった方に、
一年間(6号分)送料無料で本紙をお送りしております。
興味のある方は、本紙に挟み込みの募集用紙をご覧ください。
感劇地図を手にする術がないという市外の方は、

〒020-0873
岩手県盛岡市松尾町3-1 盛岡劇場気付
感劇地図編集委員会 沢野いずみ 宛

で、見本紙が欲しいとお手紙をいただきましたら、
1部お送りいたしますので(送料はいりません)、
試しにご連絡ください。

ただし、私たち委員は盛岡劇場に
ずっといるわけではないので、
発送までにもしかしたらお時間がかかる場合も
あるかもしれませんが、
その辺は何とぞご了承願います。

(全国の地域演劇活性で名の知れてる劇場や、
東京の小劇場にも毎号10部前後送ってますので、
運が良ければ手にできます。
アゴラ劇場とか、王子小劇場とか、にしすがも創造舎etcとか。
早稲田の演劇博物館にも毎号お送りしてます)

最近は私自身はあまり劇評は書かないようにしているのですが、
(劇評紙の編集委員の肩書きで劇評書くのって、
なんか上から目線でどうもやな感じがあって。
所属団体名の肩書きなり個人なりで書くのはいいとして)
これまでに私が執筆している劇評や記事は、
このあたりかなぁ?

サイトを見てもどこから読んでいいかわからない方のために、
とっかかりとしてこのへんを。 ↓

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/1540/119text/aoki_sawano.html
(↑ これは2007年の舞台の劇評ですが、
   2008年の紙面に掲載しました)

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/1540/65text/battle.html
(↑ このあたりになるともう、2000年の記事で古いんですが。
   心臓のバイパス手術の前日にCCUのベッドの上で
   手書き原稿書いたという、
   個人的に思い出深い記事です。
   いや、手術全然関係ない記事ですが。)

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/1540/64text/ichi.html
(↑ これも2000年ですね。
  北東北の劇評シンポジウムに参加したものです)

2009年2月21日土曜日

街なかで星空を見上げて口をあんぐり開けている人を見かけたら、それは十中八九私です。

北国生まれのくせに冬が苦手な私にとって、
ブログが地味な季節の真っ只中である。
だって、どんぐりもなってないし、
野草は生えてないし、花は咲いてないし、
蛍は飛んでないし、
鉄道はしょっちゅう不通になるし、


てゆーか、外、寒いしぃー。


なんか妙な企画できないかなー。
うっかりブログに書いてなかったが、
昨年の10月に、バイト先の女子スタッフ5人で、
一台の車にぎゅうぎゅう乗り込んで、
角館の「男鹿和雄展」、
途中で抱返り渓谷にも行ってきた。

割り勘で往復交通費が一人400円。
車内密度が高いので暖房要らず。
なんともエコな旅行であった。

帰りの車内で、一緒に行ったKさんに、
「さわのさん、次は何やるんですか?」
と言われた。
すっかり、「なんか面白いことする人」の
ポジションを私は獲得してしまったらしい。

Kさん 「かんじき履いて雪山歩くのとか楽しいですよ」
さわの 「冬は冬眠です!」
Kさん 「星空見るのとかもいいですよー」

さわの 「・・・・・それは、自分が誘って行くよりむしろ、
      誘ってもらいたいイベントですね。男性に」


私の中に、かろうじて残る「オトメ」としてのプライド。

2009年2月13日金曜日

消えたサン・ジョルディ

バレンタインデーは明日だが、バイトは平日のみ。
なので、13日の金曜日にチョコを持ってバイトに赴く。

しかし、昨年と同じバイト先。
相変わらず今年も女子率高し。

さわの 「どうぞー、食べてください」
Oさん 「え~っ、いいのぉ?」
さわの 「ナニ言ってんですか。バレンタインデーは
      女の子がみんなでチョコを食べる日ですよ」


いつからそんな風習に変わったんだ。


多くのスタッフがシフト勤務のため、
今日来てない人の分も
少し多めに持っていったつもりだったが、
今日のスタッフ(♂2:♀7比率)で殆ど食べつくされる。

やはりバレンタインデーは、いさぎよく、
「みんなで仲良くチョコを食べる日」
に変更した方が、世の中が平和になると思う。

ところで昔、本屋と花屋の陰謀で始まって(?)、
あっという間に消えていってしまった幻のイベント、
「サン・ジョルディの日」
を、12歳年下のスタッフ・Yさんは知らなかった。
地味に年の差をあらためて感じた。

Yさん 「なんですか、そのステキな日は!」

そうだよねぇ。
私は個人的にサン・ジョルディの日って、
恵方巻きイベントよりもよっぽど
もっと広まっても良かったと思うんだけどなぁ。
やっぱ、食べ物系じゃないとダメなのかな。

ちなみにサン・ジョルディの日ってのは、
女性は男性に本を贈り、
男性は女性に花(バラの花1本)を、
お互いに贈りあう日、
ってやつだったと思う。

まあ、確かにチョコより
広まり方は地味そうな気はするけど。
ちなみに今調べてみたら、4月23日だそうです。
やってみたい方は、是非。

2009年2月8日日曜日

ラブレターフロム・・・

先日、劇団・燐光群の安仁屋さんから
エアメールの絵はがきが届いた。

ウイーンである。
音楽の都なのである。

安仁屋さんは、岩手大学入学で盛岡に来て、
劇団かっぱと、劇団トラブルカフェシアターに在籍し、
燐光群さんの劇団員になりたいと、
東京に旅立っていった女の子だ。

それが今や、ウィーンで行われる
燐光群さんの海外ツアー公演に
出演している女優さんである。
(※詳細はこちらの燐光群さんのサイトで ↓
http://www.alles.or.jp/~rinkogun/yaneura2009.html


「このあとブカレストに移動します」


かっ・・・・・かっちょいい・・・・・!!!

実は私は、安仁屋さんの盛岡時代は
そんなに面識はなくて、
私が一方的にTCTの舞台を見ていただけという
繋がりの女の子だったのだが、
先々月の燐光群さんの盛岡公演のお手伝いで、
公演前にいくつかメールのやりとりをし、
やっと公演で初めてゆっくりとお話しすることができた。

「年賀状のお返事はウィーンで書こうと
決めていたので随分遅くなってしまいました」

なんて律儀な。
それにしても、人とのご縁って
わからないものですねぇ。

そんなことをしみじみ思っていた今日この頃。
またもやエアメールの絵ハガキが届いた。
おや? 安仁屋さんからまたもや?
と、思ってよく見たら、ドイツのひめからだった。
(きゃー、ひめー! 読んでますか~?)

ひめは、2年半前の「動物哀歌」公演
(岩手県美じゃなく盛岡劇場タウンホールでの公演のほう)
の連動企画で、
黒澤さんと宍戸くんと桃生くんと細川さんと一緒に、
写真展をしてくれた、
当時岩手大学写真部の女の子であった。
今は絵の勉強をしているらしい。

大学を卒業してすぐの2年前に
ドイツに渡ったとは聞いていたが、
いやー、なんだろうねぇ、このタイミング。


そしてナゼ、どちらもドイツ語圏!


そういや、10年以上も昔、
ミュンヘンとケルンの音大にピアノ留学していた
善子(先日の「声」ピアニスト)からも、
当時よくエアメールが届いていたものだが、
そういやこちらもドイツであった。
(今師事している先生はイタリアらしいが、
イタリアからのエアメールは1回くらいしか無いな)


いったいドイツ語圏にどんな
エアメール出したくなる磁場が・・・・・!


ちなみに、安仁屋さんは「演劇」、
ひめは「美術」、善子は「音楽」。
みんなジャンルは違えど芸術方面なのね。
あー、そういう繋がりか。
って、いやそれにしても多いだろう、ドイツ語圏。


ちなみに私は、パスポートすら
持ったことがありません。

2009年2月2日月曜日

「夜からの電話」も終了しました。ありがとうございました。

モノ・オペラ「声~La voix humaine~」連動企画
黒澤笑子写真展 夜からの電話

はちしば公演から2週間半後の今日、
こちらも無事会期を終えました。
足を運んでいただいた皆さん、
本当にありがとうございました。

黒澤さんと、お手伝いの宍戸くんの、
そのまたお手伝いで搬出に行って来たのですが、
いやもうなんか、外すのがもったいなくてですね。
このまま常設展示でもいいんじゃないかってくらい、
会場と作品がしっくりとなじんでました。

聞いたらなんか、ちゃんと会場に合った作品を、
深く考えて選んでレイアウトしてくれたみたいですね。
さすが芸美の大学院生さんです。

会場の六分儀さんでは、
展示を見て、自分も作品を発表したいという
お客様も何人かいらっしゃって予約されていったようで、
けっこう、今後も作品展が続くようです。
皆さま、以降も六分儀さんをどうぞごひいきに。

そのうち、予約のスケジュールがいっぱいで、
うちら使えなくなるんじゃない?
なんて冗談めかして話していたんですが、
あながち、冗談じゃなさげな今後です。
黒澤さんは、次の版画展の予約はお早めにね。
宍戸くんの写真展も見たいなぁ。

あー、なんかほんとに終わっちゃったなぁ。
ちょっとサミシイ感じです。

黒澤さんと宍戸くんとも話していたのですが、
こういうコラボ企画、他でももっとやればいいのにね。

ふだん写真展には興味ないというお客様が、
舞台を観たあとで写真展に足を運んだり、
舞台にぜんぜん縁のない方が、
写真展で興味を持って舞台を観に来たり。
喫茶店の常連さんが写真に興味を持ってくださったり、
六分儀さんが初めてというお客様も
いっぱいいらっしゃったり。
お互いの相乗効果が様々にあって、とても面白いです。

舞台ちらしを依頼した方とのコラボのイラスト展とかを、
どこかのギャラリー借りてやるとか、
会場の雰囲気に合うようなら、
舞台写真展とかもいいですよね。

来週始まるプロデュース公演
「愛の激情(仮)」だったら、風のギャラリーで、
まさやさんのイラスト展とかできそうだし、
(まあ、こちらはまさやさん出演もするから、
ちょっとまさやさんの負担が大きすぎるけど)

いなべ君と前川さんとこの劇団コトナコナタなら、
ちらしイラストを描いた小山祐太くんの
イラスト展をギャラリー彩園子でとか
連動できそうですよね。

まあ、そんなことを思ったりした、
今回の写真展でありました。
(「動物哀歌」でも同じことやってたんだけど)

ほんとうに皆さま、ありがとうございました。