2010年5月11日火曜日

雨男の呪い

天気が良かったので散歩でもしたいところだったが、
ブログをアップしなければと思って、
ネットカフェに赴き、先日の
「桃生くん雨男説」のことをブログに書いて
(http://morioka-zsk.blogspot.com/2010_05_01_archive.html#7213226502598014725)
ネットカフェを出たら、
外は、どしゃ降りの大雨だった。

・・・ごめん、桃生くん、そんなに怒んなくても。

と、その光景を見たとき、本気で思った。

2010年5月9日日曜日

役者冥利に尽きるお褒めの言葉

全然書くヒマがなかったが
(イベントいっぱいだったからなぁ~)、
「都市生活カタログ」の稽古も粛粛と進んでいる。

今日は、演出の大森さんが、
剛くんの演技に演出をつけながら、
どんどん面白くなっていく剛くんを見て、
5分か10分おきくらいに、

「面白いな~・・・」
「ほんと、面白いな~・・・」

と、素でつぶやいているのが
横で見ていて面白かった。
もし、大森さんがtwitterをやったとしたら、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほんと、面白いな~。

5分前

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやぁ、面白いなぁ~。

12分前

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは面白いな~。

25分前

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

面白いな~。

34分前

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もりげきなう。

52分前

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

って、つぶやいてたと思う。

剛くんの役は、酔っ払いのサラリーマンで、
脚本のト書きに、

「突然、取っ組み合いの喧嘩を始める。
かなりセコイ喧嘩をつづけ、
勝負が判然としないまま終わる」

というのがあるのだが、この
「かなりセコイ喧嘩」
がすごい。

もう、箸が転んだくらいでは
なかなか笑えなくなったお年頃の
今日この頃だが、
剛くんが転ぶと笑いすぎて腹筋が痛い。
うん、それは確かにセコイ喧嘩だ。

そんな剛くんは、深夜のT松の池で、
先日この芝居の稽古を一人でしていて、
おまわりさんに職務質問されたらしい。


「ま、お酒のんで楽しいのはわかるけどさ」


と、たしなめられたのだとか。
(ちなみに剛くんは普段、お酒を飲みません)
酔っ払いのサラリーマン役としては、
最高の褒め言葉だね!
(おまわりさん、ほんとスミマセン)

2010年5月7日金曜日

桃生くんは、絶対雨男だと思う。

つれづれ団の桃生くん(仙台在住)が、
盛岡に遊びに来ているということで、
帰る前に昼ごはんでも、ということになり、
桃生くんそして、homesickdesignさんと
propさんに会ってきた。

ま、桃生くんはおいといて(!)、
homesickdesignさんというのは、
先日のcartaさんのtentの招待状だとか、
cartaさんで販売しているレターセットを
デザインしたデザイナーさんで、

propさんは、フリーで
美術のワークショッププランナーを
している方なのだとか。
どちらも現在、三重県在住だが、
6月には二人で盛岡に移住して、
project ALBiREOというユニット?コンビ?で
活動を行うのだという。

先日のtentのイベントでも
スタッフとしてお手伝いしてたり、
ここ数日、色々なところに出没していたようなので、
お会いになった方もいらっしゃるかもしれません。
そんな美術系の青年二人の前でワタクシ、

思いっきりテーブルに紅茶はこぼすわ、
桃生くんに「女子としてそれはどうかと」
と言われるような、穴の開いたジーンズを履き、
ガサガサで荒れた唇を隠そうともせず、
桃生くんと、雨男・雨女のなすり合いをするなど、
「美」とは程遠いオバちゃん街道まっしぐら。

お二人に告ぐ。

盛岡の女性たちがみな、tentに集うような、
おしゃれで品の良い女性たちばかりだと、
勘違いして盛岡に来るなら、それは、


大間違いさっ!


(かといって、私のような盛岡女性が
わんさかいるわけでもないが)
今のうちに、イメージに修正をさせておくのも、
オトナの義務(そうなのか?)。

先日「都市生活カタログ」のちらしを
デザインしていただいたてくりの木村さんに、
納期を訊かれ、
「今度のtentのイベントで、
置きチラシをお願いするのには
間に合いたいんですよねぇ~」と言ったら、

木村 「えー、客層違うんじゃなぁい?
    だって、cartaのお客さん、上品じゃん」

と言われるような芝居をプロデュースしてる
ワタクシでございます。
(確かに、「妊婦、たまんないよなー」なんて
団扇あおぎながら言ってるバーテンだとか、
公衆電話で「昨日の行きずりの男だよ~ん」
などと酔っ払ってイタ電してるサラリーマン
とかも登場してますけども)

こんな盛岡のお姉さんも
地味に棲息してるということで、
よろしくお願いいたします。


・・・と、てっきり先日のtentが
初対面だとばかり思っていたら、
homesickdesignさんは、
岩手大学の芸美出身で、
大学の同期がMASSの石川優太さん、

安曇くん(2つ先輩)と
育貴くん(1つ先輩)の後輩で、
(↑ 二人には絶賛系のDMを作ってもらった)
2003年スタートの盛岡絶賛系知ってたんだとか。

岩渕くん、安曇くん、アラカワくんたちの、
「盛岡自主制作映画祭(MOVIN'3)の、
初代の最年少実行委員の一人だともいう。
もしかしたら当時、
知らずに会ってたんだろうなぁ。

うわー、こんな立派になって帰ってきてぇ。
おねーさん、嬉しいわぁ。

桃生 「さわのさん、盛岡人の
    相関図書けるんじゃないですか?」


んー、そうかもしんない。


propさんの「美術ワークショッププランナー」
というのは、初めて聞いた職業なんですが、
説明を聴いてみたらすごく面白そうでしたね。

子供のための演劇のワークショップというのは、
盛岡では、市文化振興事業団さんが中心となり、
地元の演劇人や、東京のWS専門の演劇人を
市内の小学校だとかに講師派遣していたり、
盛岡劇場でこども演劇ワークショップというのを
夏休みと冬休みに開催しています。

美術のほうはあまり詳しくないんですが、
県立美術館で、有名アーティストを呼んだ
こどもワークショップの他に、
学芸員さんや学芸普及員さんが行っている
こども美術ワークショップ、
地元の美術家さんの
美術ワークショップなどがありますね。

あとは、地元美術家さんたちが、
個人で経営している絵画教室とか。

でも、フリーで活動する美術の
ワークショッププランナー
という仕事があるというのは、
初めて知りました。
(関西・東海圏には
けっこういらっしゃるらしいです)

何で読んだ寓話か何か忘れたので、
細かいところは違うかもしれないんですが、


ある靴のセールスの男が、
販路を拡大しようと、ある土地に行くと、
そこに暮らす人たちは、
裸足で生活していて、
靴というものがなんなのか知らなかった。

これを見て男は、
「ここじゃ、靴は売れないな」
と、さっさと見切りをつけて帰っていった。

別の男が同じ土地にやってきて、
その光景を見て
「うわぁ、ここはたくさん靴が売れる!」
と大喜びした。


という話を思い出しました。
propさんは、盛岡に拠点をつくって、
まずは子どもの教室を予定しているそうです。

私の知り合いでお子さんのいらっしゃる方、
地元教育関係者、
演劇ワークショップ関係者の方々、
6月以降にご紹介出来ると思いますから、
興味をもたれた方は、
お気軽にさわのまでご連絡ください。


あ。ごめん。
桃生くんの話、全然書いてないや。
また近いうちに盛岡来てちょうだい。
今度はネタにしてあげる。

ところで、桃生くんが仙台に帰ったら、
盛岡の雨、やんだよ。

2010年5月6日木曜日

ほにほにラヂオは、5月18日17:40

こんにちは。
今日も人ごみに流されて変わってきたさわのです。
今日は、何を流されてきたかというと、


てくりさんのラジオ番組、ラヂオもりおかの
「ほにほにラヂオ」に出演してきました。


ずっと断ってきたのに・・・。
どうしても今回断れなかった理由は、
「都市生活カタログ」のちらしデザインを、
てくりの木村さんが、ものすごく忙しくて
身動きが取れない時期に、
強引にお願いして作っていただいた経緯が、という。

先日の「街もりおか」の座談会もなんですが、
とりたてて今回、

「『都市生活カタログ』っていう芝居やるから
アナタのメディアで、どうぞ私に宣伝させてください!」

なんていう情宣活動は一つもしてないのに、
たまたま私個人が依頼を受けた時期が、
公演宣伝にどんぴしゃ・ナイスタイミング!という、
「プロデューサーのカミサマが舞い降りてきた」
ような状況に。

自分の「出たくない」っていうワガママだけで
これを断っていたら、公演に参加してくれる
皆さまに対して無礼というものです。
ええ、そうです。だから出たんです。
お願いです、そういう事にしてください。

三谷幸喜が、自分の監督した映画の
上映開始時に各メディアに
出ずっぱりになりながらも、
「好きでやってんじゃない」
って言いながら、つい、面白いことを
してしまう気持ちがなんとなくわかる今日この頃。

あんなに出るのが嫌とか言ってても、
いざ収録になると、面白くしたがるのは、
演劇プロデューサーの性。

「いったい、この番組誰が聴いてんですか?」
などと収録で失礼なことを言いながらも、
収録3分オーバーだそうです。
話したいんじゃないかよ!
と、ここで読んでる方々にツッコまれてもしょうがない。


「まちぶせ」喫茶店の話で長くなっちゃってて、
公演告知がカットされてたらどうしよう・・・。
(↑ それ、プロデューサーとして失格ですから)


ちなみに、出演させていただいた、
ラヂオもりおかさんの番組は、
ネットで同日時に、全国各地世界各国で
聴くことが出来るのだそうです。
(サイマル放送っていうんですか?)

とはいえPCに全く疎い私には、
盛岡に住んでいるというのに、
PCで聴く方法がよくわかりません。

お詳しい方(というか、私以外の方)、
以下のラヂオもりおかさんのサイトで調べて、
ぜひ、5月18日(火)
(25日(火)に変更の可能性もあり)の、
17:40(頃)に15分ほど「ほにほにラヂオ」で会いましょう。
(↑ このアバウトさがいいですね)

http://www.radiomorioka.co.jp/index_pc.html

あ、ちなみに次の週は、岩井沢工務所の由美子さん、
(こちらは、一緒に収録して聴いてきました)
次の週は、2週にわたって、
carta、ダニーハ、機屋の男子ズによる、
盛岡の喫茶店ボーイズトーク(?)特集予定だそうです。
(こちらはこれから収録予定のため、
もし以降変更になった場合はご了承ください)

もう当分は、人ごみに流されて
変わってゆく予定は入っておりません。
地味な情宣活動を思案しております。

2010年5月3日月曜日

ミナ・ペルホネンというブランドを憶える。

内丸の喫茶店cartaさんが、
tentという新しいスペースを愛宕町に造った。

その記念イベントとして、
ファッションブランド「ミナペルホネン」の、
トラベルショップが、このtentで
昨日と今日の二日間開催された。
・・・と、いっても私の普段の服装をご存知の方は
納得だと思いますが、


ワタクシ、ブランドというものの知識が
全くございません。


今回も、
「cartaさんがやるイベントなんだから、
きっと面白いに違いない」
という軽い気持ちで、昨日の夜に行われた、
ミナペルホネンを立ち上げたデザイナーの
皆川明さんのトーク(定員20名)に
申し込んだのですが、
(5月2日18:00~19:30。1drink付1000円)

これ、抽選で4倍の倍率だったらしいですね?!

このブランドのファンの方、本当にごめんなさい。
こんな奴が受かってトーク聴いてました。
(4月23日にネット告知して、26日締め切り)

しかも、たまたまcartaさんで招待状ができて、
お店で配布の準備しているところに
ちょうど私がお茶を飲みに入って、
即、できたての招待状をいただき、
その場で「申し込みたいです!」と申告。

ある意味、運命です(私にとっては)。

でも、ほんとにその価値を全く分かっておらず、
トークイベントの前に会場入りして、
さらっと作品を眺めてすぐに、
興味は新しくできたtentの内装・外観。

でもその後、皆川さんのトークを聴いたら
とても面白くて、
しかも、参加していた女性が、
「盛岡では、雑誌の写真越しにしか
作品を見ることはできないと思っていたのに、
作品ばかりか、本人にお会いできるなんて・・・!」
と、本人を前に泣きそうになっていて、
私も作品をもう少しじっくりと手にとって、
丁寧に味わうべきだったと反省。
今日もまた、この場にやって来た。

で、トークが面白かったといっても別に、
ものすごい派手なパフォーマンスの人だとか、
爆笑の話芸に長けているというのではなく、
むしろ、静かな声でゆっくりと
落ち着いた話し方をされるのだが、
そのたたずまいと空気に引き込まれて、
より言葉に耳を傾けてしまうという感じだった。

2008年に開催された、
岩井沢工務所さんのトークイベントに出演された
デザイナーの小泉誠さんもそうだし、
どちらも、周りに澄んだ空気を
纏っているデザイナーさんという印象がある。

何か声高に「正しいこと」を叫ぶのではなく、
日々の暮らしを丁寧に紡ぎ、
地に足の着いたところで、軸がぶれることなく
静かな眼差しで、真っすぐに「美しいもの」を
追求している人の佇まい、とでもいうのだろうか。

今日は、会場で流れていた一時間ほどの
映像をじっくりと見させていただいた。
海外でのファッションショーの様子、
コンテンポラリーダンスの衣装として
使用されている様子、
映像作品、
刺繍の工場の様子、
皆川さんがデザインをしている様子等々。

そして改めて、服やバッグ、タオルなどに触れてきた。
そして、「ああ、そういうことなのか」と思った。

これだけ色々、美術展だとか
ギャラリーだとかに足を運んでいて、
美術鑑賞に慣れているフリをしているが、
ほんとは真っ先に作品よりタイトルや年譜、
作品が出来るいきさつ、生涯などを
読んでしまいたいタイプである。
作品を前にして、やせ我慢して、
作品より前にタイトル見ないようにしてるんだけど。

やっぱりね、難しいですよ、
作品だけから全てを感じ取れといわれても、
凡人にとってはね。

この歳になってようやく、
そんなことを開き直れるようになりました。
それで作品に対して自分の
理解できることが増えるんだったら、
そっちの方がいいじゃん。

と、いうことで。
やっぱ、あの白いタオル、
買っちゃうべきだったかなぁ・・・。

そんな、こちらがミナペルホネンのサイトです。↓
http://www.mina-perhonen.jp/

cartaさんや、岩井沢工務所さん、
てくりの皆さんとお知り合いにならなかったら、
たぶん、自分の人生では
接点のないような方々のお話をここ1、2年
聴く機会を持たせていただいている。

とてもありがたい事だと思うとともに、
こちらからも、みなさんに
そういう風に思っていただけるような出会いを、
提供できるような人間になりたいなと、
思ったりもする今日この頃です。

2010年5月2日日曜日

「みんなの美学」

「都市生活カタログ」で演出をお願いした、
劇団赤い風の大森さんが、
3週間ほど前、公演の打ち合わせをした時の、
何かの雑談の中で、

大森 「いやぁ、こないだの盛岡一高演劇部が
    県大会でやった作品が面白かったんだよ~」

と言っていた。

大森  「作品がさぁ、テラヤマ(寺山修司)なんだよ!」

とも。
寺山修司の天井桟敷の芝居を
全く知らない高校生が、
(いや、私だってリアルタイムに
知らないですけどね)
オリジナルで作り上げた作品が、
テラヤマ作品みたいだったんだそうである。

「意外と、高校生はアングラ好き」
というのは、前から気づいていた。

でも、テラヤマ戯曲をやる高校演劇部や、
テラヤマ作品を演じた劇団赤い風の舞台を
「面白かったです!」という高校生たち、

または、自身もある程度アングラの知識を持ち、
野田秀樹(アングラの影響も
いくばくか残っている)の影響を受けた
オリジナル作品をつくる高校生というのは、
私も高校演劇部のワカモノたちと
接していたころはよく目にしたが、

(芝居、映像づくりの実力のあるワカモノたち
というのは、概して、自分たちの
生まれる前のカルチャーに対して
こちらの想像する以上の知識を持っている。
「キミ、20くらい歳ごまかしてないか?」みたいな)

しかし、全く天井桟敷や紅テント(唐十郎)の知識が
無くて作った作品がアングラっぽいってのは、
どんな感じの作品なんだろうか。

と、思って心の片隅で気になっていたのだが、
その盛岡一高演劇部が、
高校演劇の岩手県大会で
最優秀をとった(東北大会出場)時の作品を、
岩手県民会館中ホールで演じる、
しかも、東北大会に出場したメンバーが
3年生になる引退公演らしいということで、
数年ぶりに地元の高校演劇部の舞台を観てきた。

この公演の前に観た、
盛岡の高校の演劇部の作品を思い出すと、
当時、盛岡市立高校の演劇部だった
古屋仁成くん(元劇団忽忘草)の、
卒業公演だから、一番最近で観たのはもう、
3、4年くらい前になるのかもしれない。

しかもこの時の古屋くんは、
野田秀樹の一人芝居「2001人芝居」を、
自らが出演して演出して舞台監督もする、
というとんでもないことをしていた。

今回、「都市生活カタログ」で、
とうとう一緒に芝居を創ることが
個人的に感慨深い、マーブル局の
中村剛造くん(もう22歳でびっくり!)も、
初めてワークショップで出会った
不来方高校演劇部の一年生の時、
圧倒的な存在感を持っていた。

才能あるワカモノというのは、
こっちから必死に見つける努力をしなくても、
向こうのほうで勝手に光っているものである。
そういうことを久しぶりに思い出した。

そんなことを思い出しつつ観た、
盛岡一高演劇部の作品「みんなの美学」は、
本当に驚くほどアングラだった。
(県大会、東北大会の時と
どれだけ変化したのかはわかりませんが)


そして、これが岩手の代表に選ばれた
というのにとても納得した。


これは、岩手(特に盛岡)の演劇人は、
きっと大好きでしょう。
こういう高校生たちが大好きだと思います、
盛岡の演劇人たちは。
よくぞ我々のDNAを継いでくれたと。
うん、あなたたちはまぎれもなく岩手代表ですよ。

(いや、きっと本人たちは
「アンチ“今の生ぬるい盛岡の演劇状況”」
と思って作ってるかもしれませんが)

岩手の劇評紙「感劇地図」というものを、
これだけ長く続けていても、
未だにうまく人に説明できないのですが、
(こういうのは、くらもちさんが説明が上手いと思う。
あと、劇評執筆をよくお願いしてる松田隆さんとか)
芝居自体はとってもへたくそで、
なんだかよくわかんない(と、思われがちな)内容、


でも、心に響く舞台。


というのが、学生演劇(高校・大学)には往々にしてある。
この、「とっても一生懸命練習して、
なに一つミスが無いのにつまらない芝居」や、
「ただ単に、へたくそでつまんない芝居」との差、

「いや別に、BC級芝居好きってわけじゃなくね」
「マニアックなものを好きだっていって、
通ぶってるわけじゃないんだけど」
ということを、
どう人に説明すればよいものだろうかと、
常々思うのだけれど、未だに、
他人を激しく納得させられるような説明を
見つけられないでいる。

でまあ、何が言いたいかっていうと、
盛岡一高演劇部引退公演、面白かったです。
この作品を書いた高校生の
バックグラウンドというものに、
非常に興味がわくところであります。
どういう高校生たちなんだろう?

でも、もう引退なんだよね。

でもって、この辺の進学校の高校生というのは、
往々にして県外に進学していっちゃうので、
もしかしたら、盛岡で彼らの芝居を観るのは
最後だったのかもしれないなぁ。
観れたことに感謝です。

********************

盛岡一高演劇部3年生引退公演
「みんなの美学」

作・演出:藤原瑞基

日時:2010年5月2日15:00開演
会場:岩手県民会館中ホール
入場無料

********************

2010年5月1日土曜日

「三度の飯より芝居好き」な「若手演劇人」です

なんかですね、「都市生活カタログ」の事を
いっぱい書きたいのに!
他のネタがめじろ押し! どうすれば!!
制作業務もままならないじゃないの、もう。

てなわけで、ひとつお知らせが。

昨年、てくり9号に出演(?)したときに、
「たぶんもう、二度とそんなことはないと思われます」
って、言った舌の根が半乾き状態ですが、


今月号の「街もりおか」の、座談会に出て、
盛岡の演劇事情を語っております。


「人ごみ~に流されて~ 変わってゆく私をぉぉぉ~
あなたは~ ときどき 遠くで叱って~ ♪」


遠くでなくていいです。
面と向かって叱ってくださって結構です。
私は人ごみと義理と人情に
流されっぱなしの人生です。

そのかわり、
あの頃の生き方をあなたは忘れないで。
あなたは私の青春そのもの。
って、誰だよアナタって。

今、ネットで検索してみたら、
発行部数5000部だって。ちょっとクラクラしました。
(盛岡経済新聞の、斎藤純さんが
編集長に就任した時の記事より ↓)
http://morioka.keizai.biz/headline/187/

「街もりおか」というのは、昭和43年に創刊された、
老舗の盛岡のタウン誌(月刊)です。
(B6版・横開き縦組み・60ページ・250円)
「銀座百点」を模して作られたってところがまた、
昔の盛岡文化人のハイカラ好きな感じが。

地元の若造からすると、
「ご年配の文化人関係の方が書いてるエッセイ誌」
というイメージがずっとあり、
その存在は子供の頃から知ってましたが、
知り合いが載ってるとかでもない限り、
なかなか目にするタウン誌ではありませんでした。

が。

2年前に、作家の斎藤純さんが
編集長を引き継がれてから、
(発行人は、これもまた有名な作家の高橋克彦さん)
ご自身の交友関係の広さを象徴するように、
私世代にも読むのに
とっかかりやすい方々が載るように。

個人的には、よく行くさわや書店さんの
レジ前に置かれるようになって、
手にする機会が増えました。
(↑ これは有料頒布ね)

子供の頃のイメージとしては、
盛岡の老舗のお店がたくさん協賛店になっていて、
そのお店で買い物すると、
「どうぞ」ってタダでくれたりする冊子、
のイメージだったのですが。

そんな老舗タウン誌に、
あたくし、載っちゃっていいんですか?

しかも、前々号の3月号の座談会なんて、
メンバーが、
テレビ岩手の平井アナ、
岩手めんこいテレビの玉井アナ、
NHK盛岡放送局の利根川アナですよ?

今回呼ばれたのは、私のほかには、
架空の劇団のくらもちさん、
劇団トラブルカフェシアターの遠藤くんですよ?
いや、お二人はそれぞれに盛岡の演劇界では
欠かせない重要な二人ですけどね、
盛岡の演劇を知らない人にこの3人は


地味すぎませんか???


しかも8ページも。
純さんが、
「・・・今月、やけに販売部数が伸びないな・・・」
と、気付いちゃう前に、急いで方々に宣伝して、
3月号並みの売れ行きに
貢献しようかと思ってましたが、
届いた冊子を読んでみたら
(↑ ゲラの段階では見てません)、


さわのさん、かなり毒舌っすよ?!


いやまあね、確かに。確かに言いましたとも。
ああ言ったさ。
「最初の頃はひどかった」とか、
「作品もひどかった」とか、
「観客も入らなかった」とか。

でもさあ、すっごい長い話をしたうちの、
ここだけ抜かれると、
さわのさん、月夜じゃない夜道を
一人で歩けないっすよ!

こっちで「作品がひどかった」
と思ってる団体とは全然関係ない団体が、
こっちの想定外で
「よくも、うちのことを・・・!!」
とか思ってたりしたらどうしよう。
無駄に敵を増やしてどうすんだ、私。
まあ、確かに言いましたけどね。ええ言ったさ。
でもね、


あなたの劇団の事を言ったわけではないですから。
(↑ 小細工に走ってみる)


そんなわけで、他の演劇人が気付かないうちに、
演劇に関係ない地元の皆さん、
急いで手に入れて、街から5月号を消してください。

あとのお二人も、
かなりぶっちゃけトーク(笑)をしてますので、
まあ、ある意味貴重な号です。

“「三度の飯より芝居好き」の若手演劇人が
盛岡の演劇シーンについて熱く語ります”

だそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。





5000部か・・・。